2011年12月31日土曜日

マスコミ各社の「北朝鮮」報道に対する抗議文(賛同募集)

12月17日、朝鮮民主主義人民共和国の金正日総書記が逝去された訃報に接し、USMメンバー一同、心から哀悼の意を表します。



USMでは、従来からの日本のマスコミ報道のあり方、そして今回の訃報に関して朝鮮学校関係者のコメントを興味本位で取材したことなどに憤りを感じ、マスコミ各社に対し抗議の意を表明し、各社に抗議文を提出します。


朝鮮学校や在日朝鮮人をとりまく日本社会のあり方を問い、北東アジアの真の友好ネットワークをひろげていくためにも、ぜひ以下の抗議文にご賛同ください。


★賛同に関して
個人として賛同を寄せてくださるかたは、お名前(戸籍名等の登録名でなくてもかまいません)と、公表をご希望の場合は所属・肩書き等をお書き下さい。
個人として賛同を寄せてくださるかたは、USMブログでお名前を公表させていだたくことの可否をご明記ください。お名前を公表しないかたちでの個人賛同も受け付けております。
団体としての賛同は、USMブログで団体名を紹介させていただきます。


賛同の受付はusm.aichi@gmail.comで受け付けています。
件名:マスコミ各社の「北朝鮮」報道に対する抗議賛同
本文:
おなまえ(公表の可否)
所属・肩書き等
団体
ほかにコメントなどあればご記入お願いします

********************


マスコミ 各社 御中


2011年12月19日に発表された朝鮮民主主義人民共和国の金正日総書記の逝去後、過熱するマスコミ各社の報道のあり方に強い憤りを表明します。


従来より、朝鮮民主主義人民共和国に関する報道では、好奇や蔑視の視線を隠すことなく、事実を無視もしくは憶測に基づきいたずらに危機をあおるような発言が繰り返され、そうした社会的雰囲気の中で、日本社会に生きる在日朝鮮人はさまざまな暴力にさらされてきました。


特に、朝鮮学校の生徒に対する暴力事件は、朝鮮半島における「事件」ごとに繰り返されてきたことを考えると、マスコミ各社はこうした自らの報道姿勢を省みる必要があります。
事実、現在日本のインターネット空間では、排外的な言説であふれています。そうした社会的空気感に便乗し、好奇や、差別・排除する対象としてのみ都合良く「北朝鮮」を持ち出すというマスコミ各社の態度に強い憤りを覚えます。


朝鮮学校関係者によると、金正日総書記の逝去後、中継アンテナをつんだ車が無断で朝鮮学校の敷地内に入り、さらに職員室にもおしかけ、ひどいところでは、朝鮮学校に通う子どもたち(小学生まで対象になったと聞いています)にまでマイクを向けたということも聞いています。わたしたちは、マスコミ各社のこうした暴挙を決して許すことはできません。


朝鮮学校の生徒、教員、保護者の方たちは、この2年近く朝鮮高校のみが高校無償化から排除されたという日本政府からのひどい差別に毅然と立ち上がり、何度も何度も日本社会に向けて、一日も早い無償化適用を訴えてきました。私たちはともに運動に参加してきましたが、このような真摯な訴えをマスコミ各社は十分に取り上げてきませんでした。しかし、朝鮮民主主義人民共和国の最高指導者逝去という事態に乗じて、朝鮮学校生徒、関係者に何の配慮をすることもなく取材を行おうとする、その態度に強い憤りを感じます。 


本来、報道の使命とは、こうした異常な排外的状況に対し警鐘を鳴らすことではないでしょうか。わたしたちは、マスコミ各社に、自らがおかしたこの過ちを誠実に認め、各地の朝鮮学校に謝罪をすることを強く求めます。


マスコミ各社には、本来のジャーナリズムがもつ精神に立ち返り、決して一面的ではない隣国・朝鮮の姿を伝え、日本社会にこれ以上の排外主義が高まらないような報道を心がけていただきたいと願います。


2011年12月25日


USM(ウリハッキョサポートネットメンバーズ)



賛同人 青柳行信(カトリック福岡正義と平和協議会会員) 秋田高志(会社員) 安藤直樹 李淳明(会社員) 池田宜弘(アジアこどもプロジェクト代表) I・T 猪島克 出水薫(九州大学大学院法学研究院教員) 伊藤謙太郎 伊東律子(賞味期限切れのカボチャ) 岩田菊二(東海民衆センター) 鵜飼哲(一橋大学教員) 浮葉正親(名古屋大学准教授) 呉英浩(司法書士) 大井光子 大石忠雄(元高校教員) 大谷戸雅煕(公務員) 岡田有生(東アジア共同ワークショップ) 緒方義広(韓国・弘益大学校専任講師) 小野寺真人(京都府立大学大学院) 柏崎正憲(ヘイトスピーチに反対する会) 綛谷智雄(福岡医療福祉大学教員) 金子忠政(高校教員) 兼近修身 川崎市・K 河津聖恵(詩人/第53回H氏賞受賞) 姜英哲(朝鮮総聯西東京八王子支部委員長) 姜隆正 金亜紀 金日宇(ウリハッキョ(朝鮮学校)を記録する会) 金優綺 金淑子(一粒出版) 金秀浩 金智仙 金泰植(獨協大学・聖心女子大学 非常勤講師) 金明秀(関西学院大学社会学部教授) 金勇樹 金英勝(朝鮮大学校、東京朝鮮中高級学校、東京朝鮮第一幼初中級学校に通う学生の父兄) 久保田貢(愛知県立大学教員) 琴基徹(月刊イオ編集長) 酒井克明(ATTAC-Japan会員) 澤田篤(ケパリの会) 篠原文浩(団体職員) 柴田三吉(詩人) 嶋田頼一 下條麻里 全弓子(民主女性同盟兵庫県宝塚市部) 申嘉美(ノレの会) 辛和美(愛知朝鮮中高級学校オモニ会) すずき りょう 首藤久美子 砂布均(歌うたい) 徐映里奈(ケパリの会) 徐隆德 そらともも(かっぺの逆襲) 宋実成 高林敏之(西サハラ問題研究会主宰/早稲田大学非常勤講師) 竹本昇 竹森真紀(北九州がっこうユニオン・うい) 田中ひろみ(日本軍「慰安婦」被害女性と共に歩む大阪・神戸・阪神連絡会) 筒井雪江 崔檀悦(ANTIFA★黒い彗星・筆頭) 曺民根 趙慶喜(聖公会大学研究教授) 趙華美 鄭剛憲 秦勝元(文芸同大阪文学部) 塚田タカヤ(めむ音楽工房(北海道)) ながい のぶかず 永野潤(フェリス女学院大学等非常勤講師) 中村優子 根来祐(映像作家) 野樹かずみ(歌人) 野島健太郎(作曲家) 河民一(大学教授) 朴一秀(北海道朝鮮初中高級学校教員) 朴順浩 朴成徳(埼玉青商会) 朴憲浩 朴美順(NPO法人コリアンネットあいち/多文化ネット「クミヨ」) 原科浩(大同大学教養部教授/朝鮮高校にも差別無く高校無償化を求めるネットワーク愛知) 韓英淑(東京朝鮮中高級学校保護者) 日置真理子 黄聖喜(朝鮮大学校経営学部) 福田光朝 藤井幸之助(神戸女学院大学非常勤講師/アプロハムケネットワーク大阪事務局長)  裵明玉 (弁護士) 許玉汝(詩人・コリア文学教室事務局) 北守(かっぺの逆襲) 前川幸美 眞鍋祐子 水野崇 三田敬 三井貴也(会社員) 光延一郎(カトリック司祭/上智大学教授) 村山森哉 文優子 森本孝子(平和憲法を守る荒川の会共同代表) 山口純一郎(クリスチャン) 山本かほり(愛知県立大学教育福祉学部社会福祉学科准教授/朝鮮学校にも差別なく高校無償化を求めるネットワーク愛知事務局長) 横原由紀夫(東北アジア情報センター運営委員) 横間洋海(呉朝鮮問題研究会代表/日朝友好広島県民の会事務局長) 吉澤文寿(新潟国際情報大学教授) 米津篤八(翻訳家/ソウル大学国史学科修士課程) 
李匡舜(ケパリの会) 李敬史(オスロ大学社会科学部政治学科) 李相英 李知純(ケパリの会) 李未来(高校教員) 李鎔一 柳学洙(一橋大学大学院生) bubka(ブログ「ここが変だよ在特会(仮)」管理人) Rawan (朝鮮学校無償化問題FAQ/編集) ほか匿名賛同11人


賛同団体 愛知朝鮮中高級学校オモニ会 かっぺの逆襲 月刊イオ ケパリの会 コリアン・マイノリティ研究会 在日本朝鮮留学生同盟東海地方本部 東アジア共同ワークショップ 福岡地区合同労働組合 ヘイトスピーチに反対する会


賛同コメント


・朝鮮学校をあくまでも「北朝鮮」の出先機関として扱う、マスコミ各社の偏った報道の仕方に在日コリアンに対する無理解と不勉強を感じます。そもそも、ある国の元首の死がなぜその国に対するネガティブ・キャンペーンにつながるのか、まったく理解できません。


・隣国の国家元首の死を憶測のみで報道するマスコミの姿勢に怒りを感じてます。


・共和国、在日同胞に関するマスコミの報道姿勢は、報道の使命、生命でもある中立性をまったく逸脱しているし、事実性も著しく欠いています。
もはや「反“北朝鮮”」、「反在日コリアン」の一大キャンペーン展開の先鋒として位置しているかのようです。
昨今の朝鮮学校、朝鮮学校生徒への暴力被害や反感もこういった報道がもたらした概念が生むものです。
マスコミ各社の、この間違った方向性は近い将来、自らの国民や国内の社会的弱者へ必ず派生するでしょう。
多大な影響力を持つ「兵器」ともなりうるマスメディア各媒体での上記現象を危惧し、また強く抗議します。



・マスコミに勤務している記者、個々人に問いたい。あなたたちに良心はないのか?
筆が剣よりも人を傷つける権力になるとわかっててやっているのか?
朝鮮学校、そしてそこに通う生徒たちは、これまでも朝鮮に何かあるたびに危険に曝されてきた。在特会が出てくるずっと前からそうだった。そして無償化適用除外・・・。日本政府は、朝鮮学校を外交の取引材料か何かのように扱っている。
そんなありえない排除、抑圧に加担するつもりか?
自分たちの立場性を問うてみろ。


・マスコミ各社の朝鮮学校関係者への無礼な取材は日本人として恥ずかしい限りです。朝鮮学校への謝罪を求めます。


・マスコミという“無冠の帝王”が本来なにを使命としていたのか、各報道人はもう一度自問してほしいと思います。「制裁」体制下の政権の不当な弾圧を糾弾するでもなく、この社会に蔓延する朝鮮学校蔑視に安易に棹さし朝鮮学校の学生たちにマイクの筒先を向けてコメントを求めるようなことが、果たして「報道機関」の名に値するでしょうか。巨大な影響力を持ちながら何の批判精神もなく、都合よく作り上げた「北朝鮮」像に憎悪と嘲笑の言葉なげる報道姿勢には、歴史への反省どころか人間存在への敬意すらまるで見られません。怒りとともに抗議します。


・悲しむ人々を嘲笑し、同時に在日朝鮮人に対する攻撃に《利用》するその卑劣さには怒りを禁じ得ません。


・この危機の時代を、共に力を合わせて乗り越えていくべき共存の同志である在日コリアン、そして未来の主役である子供たちである朝鮮学校生に対する理不尽なバッシングを、マスコミが煽るなど、決してあってはならない。詩人として、私自身のアイデンティティでもある尊い日本語を、やすやすと卑劣な誹謗中傷の次元へと貶め、傲然と他者へと振りかざすマスコミ関係者につよく自省を求めます。


・追悼についてコメントも無く、朝鮮学校、在日朝鮮人にまで“迷惑”を掛け、報道の倫理が問われる日本のマスコミに憤慨するとともに、抗議したく存じます。
まずはマスコミ各社の謝罪を求めます。


報道に携わる人たちには良識がないのでしょうか。誠意、礼儀、倫理というものがないのでしょうか。自らが自国の品格を貶めているとは気づかないのでしょうか。
今までの、マスコミによる共和国、朝鮮学校、在日朝鮮人に対するネガティブキャンペーンよってどれだけの偏見と差別と暴力の種を撒き散らしてきたかは言うまでもありませんが、この報道による過失に誰が責任を取ってくれますか?取れるのでしょうか?
深い憤りを感じます。強く強く抗議します!
恥を知りなさい!


・人権も教育の大切さも理解していない文部科学省、まともな外交が出来ない外務省、そして同様にレベルの低い政治家たち。これらを本来厳しく追及すべきマスコミが、礼儀も知性も批判能力もない恥ずかしい姿をさらけ出しており、暗澹たる気持ちになる。人権に配慮したまともな取材すらできないマスコミに心からの憤りを覚える。


・ 日本社会では、訴えること、助けを求めることのみならず、善意までもが偽善として叩かれ易く、どんな表現も、憚られる傾向があります。
日本人として、日本の現状を全体的に悲しく思います。
けれども、水曜集会のハルモニに多くを学びました。
悲観的になる余裕もないですね。
少しでもお力添えできるよう、今回の抗議に賛同するとともに、今後とも精進して参りたいと思います。


・「ならずもの国家」も行き着くところまで行き着いている。むろん日本のことだ。
戦後日本はみずからが罪のない「平和国家」であるかのような欺瞞にひたりきっているが、ところがその「平和国家」は、1945年までの朝鮮への侵略と植民地化を実質的にはまったく謝罪していない。
それどころか、朝鮮戦争時には当時の38度線以北の人工の30パーセントを銃と爆弾で殺し、その後も朝鮮をたえず監視・威嚇しつづけ、「冷戦」後にはソ連に向けていた核ミサイルを朝鮮へと向け変えた米軍を、この「平和国家」は毎年何千億円もの金を払って国内に置きつづけている。
自国による侵略や拉致(強制連行、「慰安婦」)は頬かむりしながら、朝鮮の拉致だけを非難し、アメリカの核ミサイルや自国が垂れ流している放射線には触れることなく、朝鮮の核だけをわめきたてることによって、この国では、一方的な経済「制裁」も、「高校無償化」政策をネタにして朝鮮学校生たちを外交上の人質のように扱うことも、なんでもできるようになってしまった。
そのあげくが、一国の指導者の訃報を前にして「北朝鮮の体制崩壊が来る?」などと色めき立ちながら、朝鮮学校を包囲するマスメディア(むろん産経だけではない)のありようである。
この態度には、いまも温存されている明治期からの朝鮮蔑視がよく表れている。
この卑怯で弱い者いじめしかできない「ならずもの国家」の本質が見えていないのは、日本人だけだ。

・『日本問題』は深刻です。僕の言う『日本問題』は以下の通りです。
1.南北分断や朝鮮戦争や在日朝鮮人の存在の歴史的起源が、日本の朝鮮植民地支配にある事を認識して無いことです。そのために朝鮮半島の平和体制構築  (朝米平和協定締結による朝鮮戦争終結、  朝米・朝日国交正常化、南北関係改善)実現の必要性や在日朝鮮人の民族的諸権利(朝鮮名での日常生活可能、朝鮮学校の経済的・制度的支援が可能な一条校認定)の必要性を認識出来ない事です。
2.日本学校で朝鮮植民地支配の犯罪性や在日朝鮮人が何故日本に存在するか?朝鮮学校が何故日本で設立されたかを教えて無いことです。無知・無関心であるために、北朝鮮報道がある度に、在日朝鮮人に対する民族差別や排外主義がエスカレートするし、朝鮮植民地支配を目的にした日露戦争を美化した司馬亮太郎の小説『坂の上の雲』が映像化されてドラマ放映されてしまってます。
3.朝鮮半島核問題の歴史的起源が、1957年にアメリカが、核ミサイル・核爆弾・核砲弾を韓国の米軍基地に配備して、北朝鮮に対して核攻撃の脅迫を開始した事を大半の日本人が認識して無いことです。『朝鮮半島現代史を学んでいないために、歴史的観点で朝鮮半島情勢を見る事ができないために、歪んだ北朝鮮認識しか持てないのが問題です』。
アメリカは今まで、米軍の侵略戦争やCIAの秘密工作によって、アジア・アフリカ・中南米・中東諸国の政権を繰り返し繰り返し打倒してきました。21世紀になってからも、アフガニスタン・イラク・リビアがアメリカの武力攻撃によって政権崩壊させられました。北朝鮮がそんな好戦的なアメリカを警戒して、核開発するのはやむを得ないです。


・「私は、ムスリムがイスラームの名によってイスラエル人や西洋人を攻撃したり傷つけたりしたことがない、などと言っているのではない。私が語っているのは、人がイスラームについてメディアを通して読んだり見たりすることのほとんどが、侵略行為はイスラームに由来するものであり、なぜなら〈イスラーム〉とはそういうものだからだと表象されている、ということである。その結果、現地の具体的なさまざまな状況は忘却される。言い換えれば、イスラームについて報道するということは、〈我々〉が何をしているかを曖昧にする一方で、このように欠陥だらけのムスリムやアラブ人とは何者であるかに脚光を当てる一面的な活動なのである」E.サイード『イスラム報道』増補版・みすず書房より
 マスコミの暴力性は在日朝鮮人に対してのみではありませんが、特に『北朝鮮報道』に関しては何でもありの状況です。第一、過去に金正日死亡説を声高に唱えていた早稲田大学の重村智計教授が、自身の発言に全く責任を取る事無く今またテレビに出ているのは悪いコメディにしか思えません。「北朝鮮」に関しては憶測を元に何を喋っても責任を取らないで良いこの日本の状況下において、研究者としての良心、メディアの良心はとうの昔に死んでいます。そして何よりもそれを許してきた僕を含めた教育関係者や視聴者こそが問題です。


・今回のマスコミの事態は、この間日本社会が平然と行ってきた不条理な北朝鮮および朝鮮総連、朝鮮学校バッシングの現実が露呈したにすぎません。麻痺しています。マスコミのみならず、日本社会全体に対して真摯な反省を求めます。


・日本の各メディアは、現在の「北朝鮮報道」の洪水が報道の名に値しない大衆扇動であること、それが日本人に根深く残る植民地主義と朝鮮蔑視感情に基づくものであることを内省するとともに、日本の朝鮮侵略の歴史を反省し、日朝友好の精神に則った報道に徹することを望みます。
併せて、朝鮮民主主義人民共和国を「北朝鮮」と呼ぶことは差別であり、不正確でもあるので、正式名称および略称として「朝鮮」を使用することを強く求めます。


・きょうのニュースで、小泉元首相が弔問したと報道されていましたが、当然です。なぜ日本の首相以下大臣が弔問しないのでしょうか。「北朝鮮」との正常化のためにこの機会こそ誠意を示すことが大切です。政府は、本当に度量がせまい。恥ずかしく残念です。


・今回の抗議によって、日本のマスコミが、北東アジアの「平和」に貢献できるような報道姿勢を一から積み上げ直すことができるきっかけになればと思います。


・このクニの「国民」はいったいどこに行こうとしているのか? マスコミだけの問題では決してないことに怒りと絶望を感じます。
社会が疲弊しかかっているから排外主義が横行する、ということなのでしょうか?
被災地に生きる者として、今年の漢字とされた「絆」と発語することに空々しさを、今回の報道によってなお一層のこと感じます。


・マスコミ各社の「北朝鮮」報道に対する抗議文に、賛同いたします。
3.11後、世論を誘導し、1%の利益に貢献することしか頭にない日本のマスコミの正体に気付いた人は多いと思います。
今回のことで、朝鮮学校に通う子どもたちに、心の傷を負わせてしまったことが、悲しくてなりません。無責任なメディアに煽られた日本人の言動のせいで、すべての日本人を嫌いにならずに済むように…日本で暮らすことが苦痛とならずに済むように。ささやかながら、私の気持ちを届けたいと思いました。「ごめんね、黙っていたら伝わらないよね。みんながみんな、メディアと同じ考え方でいるというわけではないんだよ」と。
一人でも多くの日本に住まう人たちが、皆様の抗議に賛同してくださいますように。願いを込めて。


・マスコミ各社による各地朝鮮学校及びそこに在学する生徒たち、教職員のみなさんに対する侮辱と差別、悪質なメディアスクラムに強く抗議するとともに、真摯な謝罪を求めます。
朝鮮半島における分断の状況、日本国内における在日コリアンの不安定な法的地位と謂われなき差別、いずれも日本の侵略行為の負の遺産であることに無自覚なまま、一方的に朝鮮民主主義人民共和国及び在日コリアンを侮辱し嘲笑しその責任を負わせる報道ぶりは社会の木鐸の名に値しないものです。ジャーナリストという以前に人間として恥ずべきものです。猛省を求めます。


・子どもたちを巻き込んでの取材、報道には憤りを覚えます。子どもの人権をしっかり守ってください。


・ 「坊さん憎けりゃ袈裟まで憎い」というこの日本社会に、薄ら寒さを感じます。「命」が重く尊いものと口では言いながら、マスコミ各社の未熟さ、幼稚さは同国人として恥ずかしい限りです。
幼い頃から、人を苛めてはいけません、人の悪口を言ってはいけませんと言われてきたはず。今一度その深い意味を、マスコミ各社・各人は自身に問い直すべきです。


・マスコミ各社の「北朝鮮」報道内容に強く抗議致します!


・日本のメディアは、アフリカで食糧不足が起こったり、中国で地震が起こったときには募金活動を呼びかけます。
ところが、世界で一カ国だけ、食糧不足が起ころうが水害が起ころうが、募金活動の対象にしない国があります。
朝鮮民主主義人民共和国です。彼らは、やせ細った子供の映像を見て「かわいそう!」と言います。しかし、「食糧を送ると体制を延命させる」などと言って決して送ろうとはしません。アフリカや中国の子供には援助する一方で、朝鮮の子供には援助しない。この差は何なのか? 彼らにとって、アフリカ人や中国人は「人間」だけれども、朝鮮人は「人間」ではないのです。真の「人間」解放のために戦いましょう!!



・東京板橋区にあるウリハッキョの終業式は、制服ではなく体操着で催されていました。
登下校も学校の記章が刺しゅうされた制服でなく、私服でとのことです。
「国際都市-東京」での現実です。

・国防委員長の「逝去報道」で、「平壌市民」なり、「住民」でいいものをわざわざ「北朝鮮人」と表記しています。
そのうち、在日朝鮮人も総連系は「在日北朝鮮人」と書かれるのでしょうか。
それに、タイトルも含めて「金正恩」ではなく、「正恩」と表記されています。
そんな、「親しみをこめて」? 報じなくてもいいのに。


・朝鮮民主主義人民共和国には、私たちと同じように、いろいろなしがらみの中で懸命に生きる普通の人たちが暮らしています。体制の姿をあたかも国民自身の姿であるかのように、面白おかしく報じることはやめてください。ましてや、日本で生まれ育った在日朝鮮人の子どもたちを、彼ら彼女らに責任のないDPRKの動向や朝鮮半島情勢といちいち結び付けることはやめてください。DPRKの軍事的脅威や「核の脅威」をいう以前に、米軍と安保条約で結び付き世界有数の軍事費(絶対額)を投入する日本の「軍事大国」ぶりを、また、これだけの核の被害をまき散らしてもなお「原発は必要」だと言い輸出まで図る日本の「核の脅威」こそ、真剣に報道するべきです。そして、日本の朝鮮学校排除が日本自身の批准する(民族的少数者の言語・信仰・文化の継承を肯定した)国際人権規約や児童権利条約などに違反しており、国連の人権関係委員会から何度も是正勧告を受けている事実を、きちんと直視するべきです。世界はこういう日本の姿を客観的に見ています。メディアにこそ、まず真の「国際感覚」を養ってほしい。


・「マスコミ各社の「北朝鮮」報道に対する抗議文」に強く賛同します。
先日行われた、外務省1000回目の「水曜デモ」に立っていると、「恥を知れ」と吐き捨てる、日本人かいかに多いことかと、同じ国籍を持つ者として心から恥じました。
しかし、わざわざ「恥を知れ」と吐き捨てないまでも、抗議文にあるように、日々反復される「北朝鮮」(この呼び名がすでに悪意が込められてますが)報道、あるいは朝鮮半島や中国、つまり(旧)植民地に対する蔑視報道により、差別意識は意識されない意識として刷り込まれているのだろうと思います。
こうしたいっさいに抗議するとともに、過去の加害についての、日本国家による正式な謝罪、補償もまた求めていきたいと考えます。


・日本政府・政党は、政治的理由や好悪の感情で民族差別をしてはなりません。日本に居住し教育を受けている子どもたちは対等平等に教育を受ける権利、民族教育を行う権利があります。高校無償化問題で差別することは許されません。マスコミが興味本位の報道を行い偏見を助長する行為は、差別以外の何ものでもありません。


・マスコミ各社に申し上げたい、自己のあり方を問い直すつもりはありませんか?

・日本の多くのマスコミ(特にテレビ)が、興味本位で「ネタ」として隣国を扱う非礼さと、正確な情報・データに基づかない無責任なコメントを垂れ流していることに、強い憤りを感じます。
国交正常化こそが、さまざまな問題を解きほぐしていく大前提なのに、それを無視するマスコミ記者があまりにも多いように感じます。


・かつての植民地政策の結果、日本に住まざるを得なくなった朝鮮籍市民が、韓国籍市民が、日本籍市民と同等の権利を有する存在であると考えています。
特にこどもたちへの攻撃は絶対に許せません。


・抗議文作成、ありがとうございます。この国のマスコミの異常さは、呆れるほどです。人々のなかにある差別意識に火を付け、誤った一方的な報道によって、人々の意識を誘導して酷いことを平気で垂れ流す、日本の植民地支配について何も報道せず、拉致問題によって、日本は加害国から被害国に転換するような歴史の歪曲に手を貸し続けていることに少しでも良識ある報道人なら反論してしかるべきなのに、今の報道人にはポピュリズムにのっかり、煽り、なんの罪もない朝鮮学校の子どもたちをいたぶるようなことを恥ずかしいと思う人はいないのか。情けない。


・まっとうに暮らす多様な人びとの、それぞれの尊厳が守られない社会は、ジャーナリズムにとっても暗黒の社会であるはずです。仮にもジャーナリストを名乗るのであれば、ごく一部の日本人による「排外的心情」に迎合したり、ましてやそれを煽るような報道をくり返すのは、言論の自殺行為であると、強く訴えます。


・大手マスコミには、自分たちが日本を動かしてる的な意識があるのかな?
政治家にも、官僚にも、経済人にもそう感じるんだけど、どれもすごく気持ち悪い。
そんな人たちにも、金正日氏にも、元々政治というものに興味が持てなかったんだけど、震災以降知ろうとせざるを得なくなって、そしたら色んな所が変てこで。
なにはともあれ、子どもに手を出すな。傷つけるな。


・虚言にもとづいてものをいえば、犯罪を構成します。朝鮮学校に関する報道でマスコミがおこなってきているのは、そのようなことです。基本的人権という守るべきものを、その言論をもって断固守るという義を失えば、言論は、卑しさのほうに雪崩落ちていくばかりだということを、まざまざと見せてもらっています。その怠惰と傲慢を非難したい。


・想像力の欠如・差別は、暴力です。


・マスコミの北朝鮮(共和国)に対する興味本位の報道が、日本人の多くに「偏見、蔑視」の感情を増幅させ在日朝鮮人に対する差別意識を助長させています。
政党・政治家は好悪の感情、米国従属意識による政治的判断に基づいて行動し人権意識を欠落させています(国際社会からみれば日本は感情的な国民で理性的に判断できない国だ・・との評価)。高校無償化問題で未だに朝鮮学校など民族教育を行う学校を排除しているのは、明らかな差別です。
このようなマスコミ、政治家の言動が新たな右翼団体の傍若無人な行動を支える基になっています。自由というのは、自分の思い込み・思想で他者を差別・侮辱・蔑視することを許す権利ではありません。マスコミの社会的責任は大きいです。人権を最優先することをマスコミに求めます。


・民族蔑視を助長し、差別の片棒を担ぐ報道は今すぐやめてほしい。


・朝鮮民主主義人民共和国の報道に関しては、事象の一面を捉えてそれを全体的な事象であるかのように描いたり、歴史認識を欠落させて一方的に共和国を非難したり、世界各国どこの国にもプラスマイナスいろいろあるのに共和国だけをターゲットにしてマイナスイメージを醸し出すような報道ばかりです。このような民族差別と排外主義を煽る報道に強く抗議します。


・ウリハッキョサポーターズメンバーによる、『マスコミ各社の「北朝鮮」報道に対する抗議』に賛同いたします。
僕が高校の時、熱心に歴史を教えて下さった先生がいらっしゃいました。
その先生のおかげで、「第二次大戦はアメリカにはめられて戦争をしてしまった」という自民族中心的な歴史感から、はっきりと「日本は侵略戦争を行ったのか…」と考えるようになりました。そしていまだに日本内に民族差別・沖縄差別があることを知り、また愕然としました。その絶望感はいまだに続いています。
それどころか、90年代終わりから、日本の自称愛国者たちから、歴史を歪曲するような言説が垂れ流され、僕の世代を含めた若者たちがこの歪んだ「ナショナリズム」に吸収されていることにさらに絶望を深めています。
「日本人」として本当に責任を感じています(ナショナリズムや愛国心、民族愛など嫌悪していますが、この問題には「日本人」としての責任を感じずにはいられません)
マスコミではアウシュビッツは取り上げるが、朝鮮人差別、慰安婦問題、南京大虐殺、重慶爆撃は取り上げない欺瞞。
いつになれば、朝鮮半島および東アジアとの過去‐現代‐未来を真摯にとう歴史空間が登場するのか…
その歴史空間をつくり上げるため、微力ながら今回の抗議活動に賛同したいとおもいます。


・この間のマスメディアの報道は、これまでにもまして厚顔無恥としか言いようのないもので、自分を振り返らないこの国の行く先はもう、絶望的としか言いようがないのですが。こういった声明文を出してくださったみなさんに感謝するしかありません。


・本件が朝鮮学校に被害が及ぶ事への非難であるならば賛同します。
朝鮮学校への取材は、泣き叫ぶ姿を面白おかしく取材したいだけ、政治的な意図があるとはとうてい思えません。


・何時もながらのマスコミ報道に怒りを覚えます。日本の知人等も訝しげに思う事多々あり恥ずかしくさえ思うと仰っておられます。自分たちの考えだと思わないでくれと嘆いておられました。正しく、信じられる報道を。


・マスコミの世論操作にはもううんざりです。もうマスコミが信用を回復するなんて不可能です。


・隣の家の大黒柱が倒れて、そりゃ、嫌な奴だったかもしれない。でも、だからといって、葬式に行かないっていうのは、常識はずれだと思う。弔問に行きたい人に、再入国させない、っていうのは、完全におかしい。マスコミ報道は、朝鮮民主主義人民共和国が変な国、ひどい国との色眼鏡に基づいているけれど、日本も負けずに変な、ひどい国だと思う。拉致被害者家族の会も、日本政府なんか当てにしないで、自分達で弔問外交をすればいいのに、と思う。
まえがき長くなりました。もう、ウンザリしているものだから・・・
マスコミ各社の「北朝鮮」報道に対する抗議文に賛同します。
せっかく伸びやかに育っている子ども達に、政治的な思惑やら、煽りやらを押し付けないで欲しいねぇ。差別はほっとくと、いつか自分に向けられることをみんなわかっていないのかなぁ。困ったもんだ。


・テレビを消すだけじゃ済まない現実に愕然とする。事実上それで済ませてきた自分にも戦慄する。この声明に賛同したからといって、差別排外に荷担してきた事実が消えてなくなるわけじゃない。シニってないできょうから行動します!まずはUSMに見習って報道各社に抗議、申し入れする!


・視聴者、購読者の関心や好奇心に応えようとするのは、マスコミとして当然のことだと思います。私たちも興味をそそられるもの、面白いものをいつも期待しています。
しかしそのために誰かの、特に訴えるすべのない子供や社会的弱者の基本的人権が踏みにじられてはいけないという配慮を巡らせることは、最低限守られるべきジャーナリストとしての誇りではないでしょうか。
一度や二度ではなく、ことあるたびに繰り返される朝鮮人児童、生徒や学校への暴挙ともいえる取材や、その後の様々な悪影響について、「それとこれとは別」と言わんばかりの態度には驚くばかりです。
朝鮮民主主義人民共和国という国家と、日本で生まれ育ち隣に住む、日本社会の一員である在日朝鮮人という個人をどのように扱っていくべきか、熟慮すべきではないでしょうか。


・朝鮮民主主義人民共和国についての報道が過熱するたび、朝鮮学校に通う方々に日本人が暴力行為をエスカレートさせると思うと、本当に腹立たしくなります。
マスコミのせいで日本人の差別が激しくなるのか、日本人の差別が激しいからマスコミの報道がひどいのか。


・この運動が少しでもマスコミ報道に変化をもたらすことを願ってやみません。


・マスコミ各社による共和国関連の報道は最悪の状態に思えます。
ある種、「韓流」ブームで芸能人を消費するメディアが、反比例的に共和国へは好奇とバッシングを娯楽のように扱い、深刻な差別の助長に鈍感になっている醜悪ささえ感じます。
抗議に賛同いたします。


・「ネタ」のために、在日の子どもたち、そして多くの朝鮮の方に人権侵害、暴力を繰り返し振る舞うマスメディアの取材やと記事に怒りを禁じえず、そしてこのような日本社会の一員であることをとても恥ずかしく思います。
言葉は世界をつくっていく。言葉は意味づけをし、そこに力を与えます。
今、つくられているのは、マスメディアや排外主義の人たちの放つヘイトスピーチによって強化される差別的で暴力的な社会です。
マスメディアに関わる11人がそれを自覚し、許されない酷い取材を行ったことを謝罪して欲しいと思います。そしてそのようなマスメディアに、きちんと日本人は抗議すべきです。


・今こそ北朝鮮と日本の友好を結ぶべき時だと思います。先日の朝日新聞の一面に、随分前ですが、息子の金日恩氏がお忍びで日本を訪問したことの掲載がありました。その記事の内容は何を言いたいのか、わたしには解せませんでした。
今だもって、北朝鮮を悪い国だと差別化したい人が多勢いることに、杞憂いたします。


・ただただ「奇異なもの」「異質なもの」としてしか朝鮮民主主義人民共和国(以下「共和国」とする)をうつしだそうとしないばかりか、嘲笑、侮蔑、嫌悪の対象として共和国を規定して煽り、イメージを固定化し続ける日本の多くのマスメディアの姿勢には常々違和感と嫌悪感を覚えますし、今回の金正日総書記死去を取り巻く報道のあり方にも同様の理由にて強く抗議します。わたしからすれば、ほとんどのマスメディアはこと共和国やそれにつらなるものに関して、日本の「大衆」に向けて「自分たち」の「理解に沿う」かたちで、「ウケる」かたちでの報道を追及しているようにしか見えません。そんな自分たちの姿勢や視線こそが奇異で滑稽なものであることに自覚的になってほしいです。


・連日続く日本の「北朝鮮」バッシング、朝鮮学校に対する誹謗中傷。言葉という武器で多くの朝鮮人が傷付き見えない血を流しています。今一度日本の報道の在り方を問い直して頂きたい。マスコミ各社の謝罪を求めます。


・報道が偏っていると思います。マスコミは影響力が大きいのですから、極力こうした内容に対しては中立的表現を目指すべきです。ましてや、学校の子どもたちに直接マイクを向けるのは酷いです。

(2012/1/23現在 賛同人124人 賛同団体9)

2011年12月28日水曜日

オリニ チキミ(朝鮮学校に通う子供たちを守る市民の活動)がスタートしました★

12月20日以降、京阪神では朝鮮学校の子どもたちの登下校を見守る「オリニ チキミ(子どもの守り手)」活動が始まったそうです。
このような活動をしなければいけないような危険に子どもたちが晒されているのはおかしい!と思いますが・・・
この活動は、いますぐ、今日から始めようと思えばすぐできるところがいいですね♪
(いまウリハッキョは冬休みに入ったので、この記事を読んだ方は新学期からぜひ活動に参加してください!)
京阪神でスタートした活動ですが、ウリハッキョのある地域なら、どこでもはじめることができます。
そして、数が少ないウリハッキョ、じつは朝鮮学校がない町からはるばる通っている子どもたちもいます!
あなたの住んでいるまちにも、朝鮮学校に通う子どもたちがいるかも!
いろんな地域で、オリニ チキミの活動をはじめましょう~!

活動が広まって、子どもたちが安心して「ウリハッキョ」に通えるようになるよう、案内文を紹介させていただきます。

----------紹介文を転載します----------

19日の金正日総書記の死去に伴い、日本のメディアは「反北朝鮮・反朝鮮総連・反朝鮮学校」感情を呼び起こす報道を連日幾度も放送しています。
また、金総書記の死去を好機と捉えたかのように、大阪府議会では補助金減額案が可決され、兵庫県尼崎市は尼崎朝鮮学園に数十年分の土地使用料支払を通告し、日本政府は総聯の弔問団の日本への帰国禁止措置を決定し、総聯中央からの万景峰号の日本入港申請を却下しました。
東京都知事の石原、神奈川県知事の松沢、横浜前市長の中田、そして、宮城県知事の村井が、朝鮮学校への抑圧政策を取ってきたのは周知の通りです。
 
このようななか、いつまた朝鮮学校の生徒らを標的にした暴言・暴行事件が起こるやわかりません。
子供たちが安心して学校に行けない日本社会に対し、いい加減怒りが頂点に達しました。
そこで12月20日から有志たちと共に、「オリニ チキミ(子供の守り手)」活動を始めました。
「呼びかけ文」を作成し、連絡が付くかぎりの友人、知人らにメールで送っています。
ちょっとした勇気と気遣いさえあれば、誰でも参加できる活動です。
下の「呼びかけ文」をご一読ください。
趣旨にご賛同いただけるならば、ご家族、ご友人、お知り合いの方々に広くメールで、あるいは、直接会った際に活動をお伝えいただければありがたいです。
 
(以下、「呼びかけ文」)

「オリニ チキミ(朝鮮学校に通う子供たちを守る市民の活動)」

朝鮮学校に通う子供たちは、朝鮮半島情勢や、朝鮮と日本との関係に常に翻弄されてきました。

通学中の電車のなかでチマチョゴリの制服をズタズタに切り裂かれた朝鮮高校の女子生徒。駅の構内で「こら、お前チョーセンか? とっとこチョーセン帰れ!」と暴言を浴びた初級学校(小学校)の児童。あるいは、学校からの帰り道、背後からいきなり突き倒された中級学校(中学校)の男子生徒。

このような事件以後、朝鮮学校生徒たちの間では大きな変化が起こりました。女子生徒らはチマチョゴリの制服を着て通学できなくなりました。中級・高級学校の生徒らは、自分の名前が刺繍されたジャージを着て通学するのを避けています。初級学校の生徒らは、電車のなかで朝鮮語でしゃべらないようにしています。

このような恐怖と危険を感じながら、子供たちが朝鮮学校に通わなければならない状況はもうたくさんです!!

電車の駅や車内で朝鮮学校の生徒らを見かけたら、目の届く範囲の所から温かく見守ってあげましょう。あるいは、話しかけることで、暴言・暴行に対する抑止力にもなるでしょう。もし、車内や駅の構内や道端で、朝鮮学校の生徒らが暴言・暴行を受けている様子を目撃したら、「おい、何やってんだ!」と声を上げましょう。そして子供たちを保護してあげましょう。 今こそ、子供たちが何の心配もなく朝鮮学校に通える社会を、みんなの力で作っていこうではありませんか!  そのためにもご家族、ご友人、お知り合いなどいろいろな人たちにこの活動を知らせ、活動の輪を広げていきましょう!!

 呼びかけ:「オリニ チキミ(朝鮮学校に通う子供たちを守る市民の活動)」

2011年12月21日水曜日

忘年会の延期のおしらせ

諸般の事情により、USMの忘年会を延期することとなりました。

期待していたみなさん、ゴメンナサイ・・・><

しかししかし!新年に、あらためて企画を持ち越して開催するよていなので、乞うご期待デス★

また、おしらせします。

これからもUSMをよろしくお願いします^з^~♪


USM事務局

2011年11月28日月曜日

USMの忘年会

しばらく更新が滞っておりスミマセン><

USMの忘年会のお知らせです!
(といっても、決して忘れてはいけない悔しいことが連続した1年ですが!)

日程は2012年12月25日(日)。時間は昼過ぎから夕方までを予定しています。(時間や参加費など詳しくは追ってお知らせします★)
内容は、ウリハッキョをテーマにしたクイズなど、楽しい交流企画を準備中!
ウリハッキョの先生もゲストに招待する予定です♪

場所は千種のコリアンスクールです。(JR・地下鉄千種駅徒歩15分)

みなさんぜひぜひご参加くださいね!
参加希望者は事前連絡お願いします~

2011年10月5日水曜日

愛知中高運動会!

みなさん、あんにょんはせよ(*^_^*)

事務局をやってる金ですm(__)m


今日はお知らせを一つ。

来る10月9日!
愛知朝鮮中高級学校の運動会が行われます!

ウリハッキョの運動会は、学生たちの運動会であり、同胞たちの運動会でもあるのです!

当日は出店も出して、チヂミやビールなどを片手に運動会楽しみませんか?(もちろんお茶などもありますよ・・・)

10月9日9時30分に名鉄本線の中京競馬場前駅改札にて待ってます!!


また、USMのサポートメンバーも引き続き募集しています!
登録希望の方は、usm.aichi@gmail.comに①名前、②年齢、③連絡先、④メーリングリストに登録するアドレスを書いてメールをください!

2011年8月22日月曜日

U(うまいもん)S(すき)M(ものすごく)

映画「ウリハッキョ」上映会と朝鮮のおやつ作りをおこないました。

あいにくの雨。参加者があるか不安だったのですが、名大の浮葉先生や韓国人留学生など、8人の参加者で映画と朝鮮のおやつ「ホットッ」を堪能しました。

かれこれ筆者この映画をみるのは数度目になるのですが、決して退屈になることはなく見るたびに新鮮な気持ちになり、じんわりときます。(ちなみに今回の会場の「コリアンスクール」は、その名のとおり、かつての「ウリハッキョ」、名古屋朝鮮第2初級学校だった場所です。生徒数の減少から廃校となり、現在は貸し教室などで利用されています。)

今回は映画だけではなく、折角集まるのだから何か作って食べよう、ということで、「ホットッ」を作ることになりました。

このホットッ、こちらは筆者初体験で、「ホ餅」の「ホ」ってなんだろう。ホーホケキョ。って思っていると、ホットッは「胡餅」と書くそうで、この「胡」は「胡麻」や「胡椒」と同じく中国を意味する言葉だそうです。

映画を見ている間に胡餅の種?生地?をボールに準備していると、映画終了後にはスッカリ膨らんでボフンボフンになってました。ケーキ生地のようで、ホットケーキの語源は(以下略

その生地に、きな粉みたいななぞのパウダーを包みます。
あとで食べてわかるのですが、このなぞパウダー、ニッキの味がする「なんだか懐かしいテイスト」テイストでした。

さて、USM初参加の韓国人のチョウさん、かつて韓国でまさにホットッの屋台で働いていたらしく、恐るべき手際で生地を丸め、焼いてくれました。

食感はサックリモッチリで、餅のようなパンのような、つまり胡餅で、餡子とか、クリーム系?入れてもおいしそうだなあ。祭りの屋台で売ってもいけるなあ。なぞと考えました。

いつか、USMの屋台があなたの町に出現するやも知れません。その時は景気よく13個くらい買って下さいね!ウリハッキョに儲けは寄付しますので。

こんな感じでいろいろやりますので、USMをこれからもどうぞよろしく。
会員引き続き募集中です!(会費無料。わお)

2011年8月5日金曜日

ウリハッキョ出身スター特集~スポーツ編④~

アニャシミカ!お久しぶりです。
まず、1ヵ月以上も更新が滞ってしまい本当に申し訳ないです!
ミアナンミダ<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
隣国まで旅に出てまして・・・。
そんな冗談はさておき、前回に引き続き、ウリハッキョ出身のスター選手をスポーツにスポットをあてて紹介したいと思います。

今回は、前回までの球技から初の格闘技で活躍する卒業生を紹介します。
残念ながら、格闘技の分野では目に見えて活躍したウリハッキョ愛知出身選手がいないので(残念!)、他地域から輩出した選手を紹介します。

まず今週は、ボクシングから李冽理選手を紹介します!


在日同胞のボクシング選手といえば、在日同胞を表明したボクサーとして、日本ボクシング界にとどまらず世界的にも輝かしい成績を残したチャンピオン、洪昌守(徳山昌守)選手が真っ先に思い浮かぶと思います。
しかし李冽理選手は、昨年10月2日に行われたWBA世界スーパーバンダム級タイトルマッチで戦前の「圧倒的不利」の予想を見事退け、朝鮮大学校卒で史上初のチャンピオンに輝いた事はあまりにも有名な話で、同胞に力と勇気を与えました。今や洪昌守選手に勝るとも劣らない在日同胞社会の期待の星であり、堂々たる在日ボクシング界の牽引者なのです。
李冽理選手は、大阪朝鮮高級学校→朝鮮大学校とアマチュアで活躍して卒業後に横浜光ジムに入門。
ジム先輩には元2階級王者の畑山隆則氏と元WBA世界ミニマム級王座7度防衛の新井田豊氏らがいます。
ジムでは「プロ意識が高く、自己管理がきちんとしている」と関係者が話すように、ボクシングに対するストイックな姿勢は周囲からもお墨付きだそうで、その謙虚な性格からジムの後輩達からも慕われるリーダーみたいな存在だそうです。

プロでの通算成績は20戦17勝 (8KO) 2敗 1分

今年1月31日、東京・有明コロシアムで同級6位の下田昭文を挑戦者に迎えての初防衛戦が行われ、激しい打ち合いに終始するも、3度のダウンを奪われ(自身も1度のダウンを奪ったが)残念ながら0-3の判定負けを喫し、初防衛に失敗してしまいした(泣)
しかし、試合後に「今後リベンジを必ず果たしたいので、多くの同胞に見守り続けてもらいたい」と再起を誓って、来たる8月6日、後楽園ホールで元日本スーパーバンタム級王者福原力也とフェザー級ノンタイトルの再起戦を行います!

李選手の再起に期待を寄せながら、洪昌守選手を越えるような偉大なボクサーになってくれる事を信じて、これからもたくさん応援していきましょう!

(きるひょん)

2011年7月27日水曜日

映画「ウリハッキョ」上映会とおしゃべり会♪

映画「ウリハッキョ」を知っていますか?
北海道の朝鮮学校を韓国の映画監督が3年半密着して撮影した、「朝鮮学校のリアル」が映された映画です。
朝鮮学校ってどんな学校だと思いますか?そのイメージは、正しいものでしょうか?
ぜひ映画を見て確かめてみてください!

この映画を観れば、いま朝鮮学校を悩ませているあれこれの問題が「不当」なものであるということが感じられるはずです。

そして映画終了後、みんなで朝鮮のデザートを作って、映画の感想や朝鮮学校のことなどなど、おしゃべりしながら食べましょう~♪

USM夏の特別企画!映画「ウリハッキョ」上映会とおしゃべり会
2011年8月21日(日)13時スタート!
名古屋コリアンスクール2階
愛知県名古屋市千種区豊年町8-23
(地下鉄・JR「千種駅」から徒歩15分)
参加費500円

飛び込み参加大歓迎!
事前に連絡してもらうのはもっと大歓迎!(材料の準備があるので・・・笑)
usm.aichi@gmail.com

USM文庫設置計画!

USMの今後の継続的なアクションのひとつとして、ウリハッキョの学生たちに本を読む機会をもってもらおうと、「USM文庫」を設置することになりました!

USM文庫は
USM文庫を通して本を読むきっかけを作ることにより、ウリハッキョ学生たちの学びの場作りに貢献する。
USM文庫の運営により、ウリハッキョ学生とサポートメンバーが交流を深めるきっかけを作る。

ということを目的に、愛知朝鮮中高級学校に設置することになりました!
家にある読まなくなった本を、ぜひぜひUSM事務局に送ってください!
学生向けにはちょっとそぐわないかな・・・という本でも、大丈夫です。
そのような書籍の場合は、古本屋に買い取ってもらいUSM文庫の活動資金や新しい本の購入などに充てさせていただきます。

あわせて、本棚やカラーボックスなど、本を陳列できるような棚類も募集します!

↓↓★とりまとめ先はコチラ★↓↓
451-0025
愛知県名古屋市西区上名古屋3-16-25 「USM文庫」事務局
TEL:052-521-0056

そして!USM文庫の部屋では月に1度「USMカフェ」をオープンして、学生やUSMメンバーの交流の場を設けます。
開催の日や内容に関しては、追ってお知らせしますので要注目★


USM文庫の設置作業(部屋の掃除と本の陳列)を8月30日の午前中から愛知朝鮮中高級学校で行いますのでお手伝いも大歓迎です!
その日は「朝鮮高校無償化ネット愛知」の会報「トトリ通信」の発送作業も行いますので、そちらのお手伝いもぜひぜひ!
みんなで昼食をとったり、朝鮮学校の先生たちともおしゃべりしながら作業しましょう~!

USM文庫に関しての問い合わせはUSM事務局へ♪
usm.aichi@gmail.com

2011年7月19日火曜日

寝た子を起こす《ウリハッキョ★レポvol.14》

友人を介して、やっと金明俊監督の映画「ウリハッキョ」のDVDを入手しました~!
何度観ても泣ける・・・むしろみればみるほど、細かいところに泣ける・・・
ウリハッキョはどんなところなのか?在日朝鮮人にとってなぜウリハッキョが必要なのか?などなど、とてもすんなり理解できて、かつ心に響くとっても素晴らしい映画です。
まだの方にはぜひ観てほしいですね~!
USMでも来月上映会を開催する予定なので、詳細決まったらまたお知らせします♪
とりあえず8月21日(日)はあけといてください!場所は名古屋市内のどこかです・・・


さて!今週のハッキョの一枚はこちら~
名古屋初級学校付属幼稚園のこどもたちのお昼寝布団です。きゃわいいですね★
この布団につつまれて、平日の午後、夢を見ている幼稚部の子どもたち。
日本で朝鮮人として生きるのは、まだまだ大変なことがいっぱいあるけど、ウリハッキョはいつもあなたたちを守ってくれる素晴らしいところなんだよ~
日本の学校では決して得ることができないものがたくさんあるウリハッキョでのびのびすごして欲しいよ~。
・・・映画のあれこれシーンを思い出してはまた涙。

そうこう思いながら「寝た子を起こすな」論についてふと考える・・・。
「寝た子を起こすな」論はすでにあらゆるところで批判済みなのでここでは言及しませんが、「寝たまま起きない子」がいるのか?や、「起きているのに寝たことにされている子」のことを考えるとむしろ「寝た子を起こす」くらいの勢いがないといけませんね。

ウリハッキョの子どもたちの姿をみて、ほんとに自分は何をやってるんだと不甲斐ない気持ちになることばかりですが、まずは高校無償化の審査凍結問題について「寝た子を起こ」しましょう~!!
多くの方のご参加を~!!
ちなみに、わたしはパネルディスカッションにパネラーとして参加します。
総合司会はUSMのしほんさんです。
きてね!



(T・S)

【朝鮮高校にも差別なく無償化適用を求める7.24集会】

日時:2011年7月24日(日)
    13:30開場 14:00開会 17:00終了予定

場所:千種区役所2階講堂
    名古屋市営地下鉄 池下駅2番出口すぐ
    (名古屋市千種区覚王山通8-37)
    ※駐車場はありません。できる限り公共の交通機関でお越しください。

資料代:500円

主な内容:
  パフォーマンス
  朝鮮高校無償化ネット愛知の活動報告
  訴訟弁護団の結成と活動方針報告
  パネルディスカッション
  集会アピール採択
 ~その他、田中宏さん(一橋大学名誉教授・元愛知県立大学教授)からの発言、韓国や日本国内からの熱い連帯のメッセージが届くことになっています。

主催:朝鮮高校無償化ネット愛知

2011年7月15日金曜日

ウリハッキョに映るもの

6月30日に東春朝鮮初級学校で開催されたウリハッキョ見学会と焼肉座談会に参加した名古屋大学の学生が感想を寄せてくれました!
当日の様子はコチラ→http://usm-aichi.blogspot.com/2011/07/blog-post.html


朝鮮学校を見学させていただく機会は、あまりないのでいい経験をさせていただいたと思います。朝鮮学校には長い歴史があり、複雑な問題が多くあることも少し理解したつもりです。
 今後、このような企画があればもう一度参加させていただきたいと思えました。在日の方ともっとお話しさせていただきたいとも思いました。

◆とても貴重な経験でした。いろんな人と朝鮮のことについて話しあうことができてとても楽しかったです。ですが、こちらがまだまだ勉強不足でろくにしっかりした質問もできずにいたので、次回もしおよびいただけることがありましたら、もっと勉強してから参加したいと思います。本当にありがとうございました。

◆はじめて朝鮮学校に行きましたが、実際学ぶことが大変多かったです。今までかかわることがなかったぶん衝撃が多かったのも正直な感想です(>_<)
 まずやはり驚いたのは、学校の環境のちがいです。同じ学問を学ぶところであるのに日本の学校との環境のちがいに、朝鮮の方々が日本の政府に文句をいいたくなるのも無理はないようにも思われました。
 今回のイベントに参加することでまた違った見方で物事がみられるようになりました。多くの日本人がもっと参加することで朝鮮学校をみじかに感じられるのではないかと思いました。貴重な体験をありがとうございました\(^^)

私が想像していた朝鮮学校とはかけ離れており、あまりにも日本の小学校と大差がないことに驚きました。しかしお話にも出ていたように、日本政府による差別は今なお存在するので、私なりにこれから考えていきたいと思います。貴重な体験をさせていただいて本当に感謝しています。


日本人大学生だけでなく、初めてウリハッキョを訪問した韓国人留学生も感想をよせてくれました。

◆皆仲いい雰囲気でしたのでよかったです。やはり同じ民族だと感じました。短い間でしたので多く話しはできなかったので惜しいです。貧しい環境の中でも民族性を守るため努力してきたことに感動しました。
 そして韓国の政府から援助が無いのはすごく残念でした。たぶん韓国内のウリハッキョのイメージがあんまりよくないからだと思いますけど、誤解が早くとけたらいいと思います。
 私も実際に行ってみる前には韓国人は嫌われるんじゃないかと思いました。でもみんな優しくてとても楽しいでした。

(ところで最近、映画『ウリハッキョ』の金明俊監督が「われわれはなぜウリハッキョを支援しなければならないか」というプレゼンテーションを韓国で行いました。必見!http://www.youtube.com/watch?v=cvdY28Jbero

 ウリハッキョをみること考えること。それは日本の姿、そして自分自身をみること考えることでもあり…。
 この日は、ブルーシートに座ってカンテキを囲みお酒を呑みながら夜遅くまで語り合って、とてもすてきな時間・空間でした。
 こうした交流がしっかり実を結ぶように、地道な活動をこれからも頑張っていこうと改めて決意したのでした!

以上、しほんでした

●おしらせ
7月24日(日)14:00~(開場13:30)千種区役所にて「朝鮮高校にも差別なく無償化適用を求める7.24集会」が開催されます。ぜひみなさん、ご参加下さい!

天災と人災《ウリハッキョ★レポvol.13》

これは名古屋初級学校のあるクラスにひとりひとつ寄贈された防災ずきんクッションです。
ハッキョのすべてのクラスにはありませんが、できる限りで準備されたもの。
万が一のときに、子どもたちを危険から守りたいという思いで贈られたのだと思います。

愛知のウリハッキョの話からは離れますが、3月の震災以降、東京電力の原子力発電所の事故によって、福島のハッキョでは学校生活が送れなくなっています。
学父母や教員などが話し合った結果、現在は新潟のハッキョで寄宿舎生活をしながら学校生活を送っているそうです。
当初は2週間の予定でしたが、原発事故が収束しない状況で、戻るに戻れないのです。
そんななかでも元気に毎日を過ごす子どもたちの姿が福島朝鮮初中級学校ブログに綴られています。


一日も早く、住み慣れ親しんだハッキョや地域に戻りたい思いをよそに、行政による不作為のために、子どもたちや教員、学父母が厳しい状況を強いられています。
福島、茨城、栃木、宮城県では、学校の放射性物質による校庭土壌汚染の撤去費用を国が負担することになったのですが、福島ハッキョがある郡山市では毎時1μSv以上の場合のみが対象という基準があるため、基準ギリギリの福島ハッキョでは支援を受けることができません。
全学校に配布されたガイガーカウンターも、当初福島ハッキョには国からの支給はなく、ハッキョ側から要請して初めて配布されたそう。

このように、黙っていたら当たり前のように日本学校と違う取り扱いを受ける朝鮮学校。
7月8日に、福島県に対して福島ハッキョのアボジ会オモニ会から
1.福島朝鮮初中級学校の表土除去費用を全額負担すること
2.原発事故対策から福島朝鮮初中級学校が対象から外されないこと
といった要請が行われたそうです。
福島朝鮮学校アボジ会ブログに要請行動の記事と、7月24日の放射性物質除染作業についての情報があります。

福島県もいまとても大変な状況だと思うので、県庁に電話やメールで要請したい気持ちをぐっとこらえて、この先のことを見守りたいと思います。。。

自分で身を守るすべをもたない子どもたちが危険から守られなければならないことは、朝鮮学校も日本学校も、公立学校も私立学校も、各種学校であろうが変わらないはずです。
天災は、民族や国籍に関係なく、どんな人にも同じように襲い掛かります。
でも、その後の対応に差をつけて、そのことによって被害を受けるような「人災」はあってはならないことです。
震災直後に炊き出しや物資のカンパを行った朝鮮学校や在日同胞、支援金を送ってくれた朝鮮赤十字社。
大変なときには助け合おうという姿勢をいつも先に示して行動しているチョソンサラムの姿を前に、「がんばろう」「ひとつになろう」を繰り返すだけでなく、これ以上恥をさらさないよう省みる必要があるのではないでしょうか。

(T・S)

2011年7月5日火曜日

ウリハッキョの時間割紹介《ウリハッキョ★レポvol.12》

いま、大阪にきています。
某事務所にあった本。パラパラとしか見れなかったのですが、内容がすごすぎました。
むちゃくちゃ欲しいけど、入手困難なこの本。
どこかで見かけた方、教えてください!高価買取します!!


さて、今週のハッキョレポです。
下の写真は名古屋初級学校の高学年(5年生か6年生だったと思うけどうろ覚え・・・大事なことなのに、ごめんなさい)の時間割です。
朝鮮学校は当然ですが日本の公立学校ではないので、土曜日も授業があります。
ただそれだけのことでもへーって思っちゃいました。
でも、なんででしょうか?


국어(緑)→国語(朝鮮語)
산수(黄)→算数
일본어(青)→日本語
리과(黄緑)→理科
조선역사(水色)→朝鮮史
체육(灰)→体育
콤퓨터(橙)→コンピューター
도공(紫)→図工
음악(桃)→音楽
사회(茶)→社会

朝鮮語の授業がいちばん多く、他に日本語の授業もあり、朝鮮史もあります。
これを見るとわかると思うのですが、日本の学校と同じ時間数では足りないので、土曜も授業があるのですね。
日本の学校が休みの日も、長い時間をかけて通学し、自分たちの言葉を学び、歴史を学ぶために、こどもたちもがんばっています。

(T・S)

2011年7月1日金曜日

修学旅行は祖国訪問《ウリハッキョ★レポvol.11》

6月7日から23日のあいだ、愛知朝鮮中高級学校の高3生たちは修学旅行に行っていました。
行き先は、朝鮮民主主義人民共和国です~!
「国交がない」日本からも共和国に行くことができることを知らない人も案外いるのでは。
※もちろん「朝鮮」籍だけでなく韓国籍や日本籍の人も行けます。

修学旅行でなぜ共和国にいくのかというと、朝鮮学校で今まで学ぶことができたのも、祖国からの支援があってこそ。
高校最後の年に、そんな祖国はどんなところか実際に自分たちの目で見て感じるという素晴らしい旅行です。
どんな感じだったのか、まだ感想は聞けていませんが、こんどゆっくり聞いてみたいと思います。


そしてなんとなんと、先生と学生から祖国訪問のおみやげをもらっちゃいました・・・!
うぉんぎトンムからのおみやげは朝鮮固有の生地「セットン」のティッシュカバー!
滑らかな生地と鮮やかな色づかい、フリルやお花のぷっくりした感じもかわいい~!
廊下で掃除中のところにたまたま出会って、走っておみやげをもってきてくれました。
なんていい学生なんだ・・・感動。

こちらは李先生から、リボンのついたシュシュ♪わたしのイメージカラーはピンクだそうです!
シュシュはおみやげでも結構人気らしく、年々そのデザインは向上しているそう。
さっそく愛用しています★
そしてそして・・・

ポップでキュートなストラップは手書きのキラキラなまえ入り。愛し合ってます。(照)
キラキラのハートがなんともいえないチープさ(良い意味)で、なつかしの「魔法の変身グッズ」を彷彿とさせます。


お昼休みの学生たち。
午後からは期末試験に向けて気合を入れる集会が行われてました。
上の写真は「やるぞー!」のガッツポーズ。それを見守る先生方。


ウリハッキョレポからはちょっと離れますが・・・
なんと!学校からのはからいで、USMの活動スペースができました!
部屋の片面すべて窓ガラスでとても明るい部屋です。
ここを拠点に学生や先生たちともっと交流を深めていきたいです。
 さっそくここで共同代表会議をおこないました。(わたしの左手のシュシュにご注目~♪)

会議のあと、USMで編集した“朝鮮高校無償化ネット愛知”の会報「トトリ通信」の印刷・発送作業を行いました。
読みたいよ~って方は usm.aichi@gmail.com までメールください。

暑かったけど、とっても充実した1日でした!

(T・S)

ウリは拡がる可能性

 30日(木)、USMと大学生のネットワーク「愛知にっコリ学生ネット」主催のウリハッキョ教員との座談会・焼肉交流会が開催されました!
 急遽よびかけた集まりだったのですが、気が付けばいろんな大学の日本人学生・在日朝鮮人学生・韓国人留学生などなどなんと40人規模の大きなイベントになっていました。
 しかも、ほとんどの学生が朝鮮学校初体験!

 名古屋大学の学生と一緒に参加してくれた浮葉先生も実は始めてのウリハッキョ訪問とのこと。

東春朝鮮初級学校の卒業生、
ちゃんむん君が学校を案内してくれました。


教室を見学。ウリマルの掲示物を解説するウリハッキョ出身の学生。


見学後は、校長先生と、り・きふぁ先生がウリハッキョについてお話してくれました。
り・きふぁ先生は、ウリハッキョの歴史とウリハッキョへの思いを、
自身の体験を交えながら語ってくれました。

真剣な学生たち。

そして、最後はやっぱり七輪で焼肉。
ウリハッキョで日本人学生と在日朝鮮人学生、
韓国人留学生が呑んで語り、拡がる「ウリ」。

焼肉のお肉は、ハッキョ近くで卒業生が営む焼肉屋さんが、
特別割引で提供してくれました。むちゃくちゃおいしい肉でした!

歓迎の気持ちとハッキョへの感謝を込めて、
朝鮮民謡を歌う在日朝鮮人学生。
ハッキョの先生も、朝鮮のすてきな歌を披露してくれました。


 今回参加してくれた学生たちは、同胞一人一人に支えられ守られてきた体温感溢れるウリハッキョを、肌で感じて話を聞いて、煙に包まれ肉を食べて語り合う中で感じることがたくさんあったらしく、帰りの車の中ではウリハッキョのことを、そしてこの日のことを周りに伝えたい!と、熱く語ってくれました。

 ウリハッキョを取り巻く状況は相変わらず厳しいですが、だからこそusmはこういう場を次から次へと生み出して、あるべき未来のためにともに考えともに行動する繋がりを作っていこうと決意を新たにした夜なのでした。

 東春ハッキョのみなさん、目も回る多忙な中で暖かく迎えてくれて、本当にコマッスンミダ!

2011年6月27日月曜日

となりのトトリ

 となりのトトロでは、どんぐりを植えると大きな木になりましたが、朝鮮語でどんぐりはトトリといいます。
偶然ですかね?


 さて、無償化問題が不本意ながら長期化するなかで、USMのメンバーも参加している「朝鮮高校にも差別なく高校無償化を求めるネットワーク愛知(朝鮮高校無償化ネット愛知)」が中心となって、無償化問題解決のために有志みんなで力を合わせて運動に取り組んでいます。


 この朝鮮高校無償化ネット愛知の会報を発刊することになりましたが、この会報はUSMが編集を担当していくことになりました。


 会報には、無償化問題に関して、法的視点からは自身もウリハッキョ出身のぺみょんおく弁護士、歴史的視点からはUSMの共同代表、高原さつきさんの文章が掲載されていますよ!
 ほかにも、ウリハッキョ学生の声やオモニの声など、たった4ページの手作り感溢れる小さな会報ですが、とてもすてきな会報になったと思います。


 メンバーで会報の愛称も考えましたが、最後に出てきたのがこの「トトリ」。響きのかわいらしさももちろん、トトロの木のように、芽を出してやがて大きな木になるように。
 そして、語感から「ひとりひとりが手をとりあって」というメッセージも込めました。
 もちろん、無償化問題は「てっとり」早く解決しなければいけないですが!


 会報は、無料なので、興味がある方は御連絡下さい。また、これからの裁判支援のための活動や編集作業や発送作業などをサポートしてくれるアグレッシブなメンバーも大募集・大歓迎です!




【最宣伝】6月30日(木)18:30~東春初級学校にてウリハッキョ教員との座談会、焼肉交流会を開催します。一般2000円、学生1500円(要予約)です。ぜひご参加下さい!

2011年6月20日月曜日

Do It Yourself!《ウリハッキョ★レポvol.10》

DIYという言葉、知っていますか?

ホームセンターなどに行けばDIYコーナー、ありますね。
DIYとは Do it yourself の略で、簡単に言えば「自分でやれ!」という意味です。
お金さえ出せは何でも手に入れることができる現代の資本主義社会において、そんなの「消費」させられるだけで主体性がない!と思い、自分の手で何かを創り出していくことのおもしろさや素晴らしさに価値を見出している人も少なくありません。
わたし個人としては、オルタナティブな生き方やカウンターカルチャーの視点からもDIYの可能性はもっと追求していきたいと思ってます。


さて、そんな資本主義的消費社会においてのウリハッキョはどんな存在でしょうか。
1945年、解放直後に奪われた民族の「ことば」を取り戻すためにつくられた「国語講習所」はもちろん、その後もずっと日本政府から直接支援を受けることなく、在日朝鮮人自らの手でつくり育み守られてきたウリハッキョ。
ウリハッキョはまさにDIYのかたまりです。


先日ウリハッキョ訪問をしたときに垣間見たDIY精神の発露をご紹介します。
教室に無造作に置かれた、焼酎(しかも特大ボトル)の空き容器。
なんだろうこれは・・・?と思ってよく見てみると・・・

裏には手書きで「1リットル」「2リットル」のメモリが!(しかもだいぶアバウトな感じ)
教材につかうのでしょうか。この焼酎ボトルの豪快さ、アバウトさ、おおらかさ、いろんな意味で胸に響きました。
べつにきっちり1リットル量ることができる教材がなくても勉強はできる!

お金はなくても主体性は其処此処に見て取ることができます。
こういう面も、魅力的です!ウリハッキョ・・・♪

(T・S)

2011年6月17日金曜日

ウリハッキョ出身スター特集~スポーツ編③~

ウリハッキョ出身スター特集、今回も前回に引き続きスポーツの分野で活躍する愛知朝高出身の選手を紹介します。

今回は、愛知朝高42期の卒業生でサッカー部の主将も務められた元Jリーガーの鄭容臺さんです!

鄭容臺さんは、愛知朝鮮中高級学校、朝鮮大学校を経て2000年に在日韓国人の選抜チーム「在日大韓蹴球団」のメンバーに選ばれ、韓国の釜山で行われた大会で活躍。そこでのプレーが認められ、2001年にKリーグの浦項スティーラースに入団しプロサッカー選手となりました。翌年2002年に、名古屋グランパスエイトに入団し、セレッソ大阪、川崎フロンターレ、横浜FC、コンサドーレ札幌等でプレー。
豊富な運動量と熱く闘志を前面に出すプレースタイルで主に守備的な選手として起用されました。
2010年9月に現役引退を発表し、現在は古巣である川崎フロンターレで育成部門のコーチを務めています。

サッカーは、今でこそウリハッキョ出身者がたくさんいますが、鄭容臺さんが学生時代の当時は、プロになるのは非常に厳しい環境でした。そんのような状況の中で、自分の夢と信念を貫き、プロになるまでひたむきに一生懸命サッカーに取り組んだ容臺さんの姿を我々は決して忘れてはならないと思います。また、今Jリーガーを目指している後輩達も、是非、鄭大世選手や梁勇基選手だけじゃなく鄭容臺選手も目標にしてほしいですね!

これからも、ウリハッキョ出身の未来のJリーガーが、どんどん育つように鄭容臺さんには引き続き後進の指導に励んでもらいたいですね。

(きるひょん)

2011年6月15日水曜日

ウリハッキョの休日《ウリハッキョ★レポvol.9》

以前番外編でコミュニティーセンターとなっているコリアンスクールを紹介しましたが、じつはもともとウリハッキョは地域の在日朝鮮人のコミュニティーセンター的役割を果たしています。
ウリハッキョを中心に在日朝鮮人がつどい、ウリハッキョを中心に「つながり」がつくられていきます。


これは5月のある休日におこなわれた、名古屋の南部地域の焼肉モイム(集会)の様子です。


燃えています。炎上しています・・・!
こんな感じでたくさん七輪を準備して、5~6人で囲みながらわいわいおしゃべりしつつ焼肉とお酒を楽しむのが在日同胞スタイルだそうです。
この日も子どもからハルモニ・ハラボジまで100人以上集まっていました。
途中から参加者が入れ替わり立ち代りそれぞれが得意とする、サムルノリ(朝鮮の代表的な4つの民族打楽器を使った演奏)や朝鮮民謡、踊り、合唱などなどいろんな公演がはじまって、ますます盛り上がっていきます・・・!

会場では、東日本大震災で被災した在日同胞のためのカンパを集めたり、ウリハッキョの運営費にあてるためにオモニ会で特製キムチや焼肉のたれを販売するなど、コミュニティーを守っていくための取り組みもしっかりおこなわれていました。

休日のお昼から、大人も子どもも一緒になって朗らかでにぎやかな時間をすごしました。
おじゃまさせてもらってありがとうございました~楽しかったです!


(T・S)

2011年6月14日火曜日

USMの種蒔き

 先日、USMの代表2人で、名古屋大学の授業で朝鮮学校についてのお話をしてきました!
 12人くらいの小規模授業だったので、座談会のような雰囲気でざっくばらんに話し合うことができました。

 学部1年生ということで、20歳未満の学生がほとんど。つまり、日本における対朝鮮人感情の大きな転機となった2002年の小泉首相の訪朝時、ナントまだ10歳くらい…。官民一致の「北朝鮮バッシング」で反朝鮮人感情に歯止めがかからなくなってしまった社会的雰囲気の中で中学・高校期を過ごしてきた世代です。(「万景峰号」の存在も、ほとんどの学生はぼんやりとしか覚えていないようでした)

 そんな学生たちにとって朝鮮学校のイメージはやはり「怖そう」といったマイナスイメージが多かったですが、どのようなところなのかほとんどわからない、というのが正直なところでしょう。日本の学校では朝鮮学校はおろか、在日朝鮮人について学ぶ機会はほとんどないので無理もないですね。

 なので、朝鮮学校出身者による経験談はとてもイメージしやすかったようで、学生たちは朝鮮学校にとても興味をもってくれました。いかんせん、今回お話ししたヨンデ君は、世界の鄭大世選手のクラスメイト!

 そんなこんなでUSMのこともたくさん聞いてくれたけど、もしこのブログを見ていたら、ぜひ連絡くださいね~!

 これからUSMでは、このような「種蒔き」活動をたくさんおこなっていきたいと思います。

【おしらせ】次は630日(木)、18:30~東春朝鮮初級学校(春日井駅徒歩12分)にてウリハッキョ教員との座談会と焼肉交流会を予定しています。興味のある方はぜひ!

2011年6月7日火曜日

時代の革命児《ウリハッキョ★レポvol.8》

「朝鮮学校」といえば財政が厳しくて教育のための備品が足りない・・・そんなイメージを持っている人もいるかもしれませんね。
それはあながち間違っていないのですが、きちんと備えるべきものは学父母やら地域の人々の協力で備えられているのもハッキョのすごいところだと思います。

そんな協力の賜物で揃えられたパソコンたちがこちら。

コンピューター室にはずらりとパソコンが並び、ひとり1台体制で授業が受けられます。

名古屋朝鮮初級学校では週に1回パソコンの授業があり、ものすごい成果を挙げているのです!

その成果がこちら!!!


写真中央の表は全国のホームポジション検定受験者のうち上位100人が掲載されています。
赤く色がついているのが名古屋朝鮮初級学校の生徒で、黄色や黄緑は愛知第七や東春の生徒です。
上位100人がほぼ朝鮮学校の生徒で埋め尽くされているこの表の壮観なことと言ったら・・・!
週に一度の授業でここまでできちゃうウリハッキョの生徒たち。
期待に応えるその実力と多才さ。すごすぎて言葉になりませんね~!

(T・S)

2011年6月3日金曜日

ウリハッキョ出身スター特集~スポーツ編②~

アニャシミカ!金曜担当の徐吉賢です。
前回に引き続き、ウリハッキョ出身のスター選手をスポーツにスポットをあてて紹介したいと思います。


今回は、<日本ラグビートップリーグ>のヤマハ発動機ジュビロで活躍している徐吉嶺選手を紹介します。


前回の鄭大世選手に続き、愛知出身で東春朝鮮初中級学校→愛知朝鮮中高級学校→朝鮮大学校を経て2007年にヤマハ発動機ジュビロに入団。2008年には7人制日本代表に選ばれ、2009年にはUAEのドバイで行われた<ラグビーワールドカップセブンズ>に出場しました。

※日本ラグビー協会は、日本代表選出資格を「日本で出生している、又は両親、祖父母のひとりが日本で出生している、又は第12章に定める登録を行った後、引き続き満3年以上継続して日本に居住している選手」と定めており、国籍に関係なく出場資格を得ることができる。

そのため、朝鮮籍の徐選手も支障なく選ばれました。


朝鮮大学校出身初のトップリーガということで、サッカーとラグビーの両競技から出た朝鮮大学校初のプロ選手が二人とも愛知朝高の卒業生ということで、我々愛知同胞は本当に鼻が高いですね!しかも、鄭大世・徐吉嶺選手は両選手とも実は同じ名古屋市守山区出身なんですね~。みなさん、こどもは守山区で育てましょう(笑)

徐吉嶺選手についてもう少しくわしく紹介するのであれば、徐吉嶺さんは中学までサッカー部に所属していましたが、「サッカーは向いていなかったし、テレビでラグビーの試合を見て興味を持った」こともあり、高校入学と同時にラグビーを始めました。朝鮮大学校進学後もラグビーを続け、めきめきと実力を発揮。「もともとプロでやるのが夢だったし、先輩や友人からも『徐の力ならやれると思う』」との励ましを受けて、本格的にプロ選手を志したそうです。
持ち味はスピード。ボールをもらったときのハンドオフ(タックルにくる相手選手を片手で突き放すプレー)を得意としてます。

ラグビーは秋から翌年の春ごろまでが本シーズンということで、現在は春のオープン戦シーズンです。春のオープン戦やシーズンが始まっての試合日程は次のとおりです。http://rugby.yamaha-motor.co.jp/game/

ヤマハ発動機ジュビロの地元が静岡の磐田市ということもあり、愛知近辺での試合も多数行われるので、興味のある方は是非会場に足を運んで応援しましょう!



そろそろ気づいてるかもしれないですが、徐吉嶺選手は私の実弟です!(笑)
野球やサッカーに比べ、ラグビーというスポーツが日本ではあまりメジャーなスポーツではないですが、注目してみんなで応援しましょう!


(きるひょん)

2011年5月31日火曜日

ウリハッキョの美術教育《ウリハッキョ★レポvol.7》

台風の通過とともにぎっくり腰になってしまいました。
Twitterで教えてもらいましたが、なぜか昨日はぎっくり腰になった方が多かったようです。
欧米ではぎっくり腰はHexenschuss(ドイツ語でHexen=魔女の、schuss=一撃)と呼ばれているそうで、魔女が大暴れしたみたい。
まだまだ若いつもりのわたしのところにも魔女がやってきてしまいました。とほほ。
あまりの痛さにウリハッキョと全然関係ない話をしてしまいました。。。

さてさて、先週のウリハッキョレポ番外編、間違いがありました。
名古屋コリアンスクールは名古屋朝鮮第二初級学校ではなく、愛知朝鮮第二初級学校でした。
お詫びして訂正いたします・・・。チョンマルミアナンミダ。


今週のウリハッキョレポは、美術教育についてです。
とはいっても、小学校中学校まで公立(日本)学校に通っていただけのわたしに専門的な美術知識はありませんので解説はできないのですが・・・。



これは名古屋朝鮮初級学校の子どもたちの作品です。
台紙からはみ出んばかりの力強さ、固定観念に囚われない色づかい、そしてこの立体表現。
ウリハッキョの子どもたちの作品は見ていて本当におもしろいです。

名古屋初級学校では美術の時間は専門の美術講師が担当しているそうです。
私が通った日本の公立小学校では担任の先生が国語も算数も体育も美術(というか「図画工作」でしたけど)も全部教えていたので、よほど美術教育に熱心な先生でないと「決まった色づかい」や「きれいに収まる構図」でないと修正を加えられた(!)思い出があります。
そういう意味で小さい頃からこんな美術指導が受けられるってうらやましいなぁと思いました。


ウリハッキョの子どもたちの作品は在日朝鮮学生美術のサイトでも見ることができます。
「おーっそうきたか!やられた!!」って作品が多いです。
毎年各地で美術展も開催されているので、興味のある方はぜひぜひ生で作品を感じてみてください。
美術展情報は決まり次第↑のサイトでお知らせがあります。

(T・S)

2011年5月27日金曜日

子どもたちよ、これがウリハッキョだ

오는 날엔 비가 내리는 날엔 눈이
아닌 모진바람도 창을 들이쳐 너희들의 책을 적시고 
뺨을 대리고 할퀴고 공부까지 못하게 만들어도 
아이들아 이것이 우리학교란다 초라하지만 하나뿐인 우리의 학교 
아이들아 이것이 우리학교란다
ニホンノガッコウヨリイイデス

雨降る日には雨が 雪降る日には雪が
激しく吹く風が窓を打って 君たちの本を濡らし
頬を叩いて 勉強までできなくしても
子ども達よ これが私たちの学校だ
見すぼらしいが ただ一つだけのウリハッキョ
子ども達よ これが私たちの学校だ 
ニホンノガッコウヨリイイデス

큼직한 미끄럼타기 작은 그네 하나 없서 
너희들 놀곳도 없는 학교지만 조국을 떠나 수만리 
이역에서 나서 자란 너희들에게 조국을 배우게하는 
아이들아 이것이 우리학교란다 서투른 조선말로 웃으며 희망을 품는
아이들아 이것이 우리학교란다
ニホンノガッコウヨリイイデス

大きいすべり台 小さなブランコ一つなく
君たちの遊ぶ場所もない学校だが 祖国から数万里
日本で生まれ育った君たちに祖国を教えてくれる
子ども達よ これがウリハッキョだ
拙い朝鮮語で笑って希望を抱く
子ども達よ これがウリハッキョだ
ニホンノガッコウヨリイイデス

この歌は、詩人・許南麒の作品の中でも特に有名な「子どもたちよ、これがウリハッキョだ」をもとに作られたものです。南麒は、解放直後に朝鮮学校の校長をつとめ、当局の朝鮮学校弾圧に対する教育闘争を子どもたちとともに闘いました。この詩には美しいメロディーがつけられ、頻繁に歌われています。

今年424日のシンポジウムでは、愛知朝高の李先生が「ウリハッキョは単なる<学びや>ではなく、もうひとつの<故郷>なのです」と訴えていましたが、この詩にはそうした在日朝鮮人のウリハッキョへの思いが見事に込められています。

最後のフレーズには、民族の尊厳を奪われた在日朝鮮人の子どもたちにとって、ウリハッキョが自分にとってどれくらい大切であるか、子どもたちの「気づき」と「意志」が込められていて、とても重要なフレーズだと思います。ともすればウリハッキョの「みすぼらしさ」を卑下していたかもしれない自分を乗り越えて、その「みすぼらしさ」の背景にある本当の「美しさ」、「誇らしさ」を掴んだ者の言葉。

しかし、残念ながらこの歌が様々な場所で歌われるとき、日本のみなさんに気を遣ってか、このフレーズを改変して歌われることが多いようです。しかし、それではこの歌の精神が伝わらないと思います。この歌は、ただただ感傷的なものではないはずです。


この「ニホンノガッコウヨリイイデス」という言葉の意味を、みなさん一度、考えてみて欲しいと思います。