2011年6月20日月曜日

Do It Yourself!《ウリハッキョ★レポvol.10》

DIYという言葉、知っていますか?

ホームセンターなどに行けばDIYコーナー、ありますね。
DIYとは Do it yourself の略で、簡単に言えば「自分でやれ!」という意味です。
お金さえ出せは何でも手に入れることができる現代の資本主義社会において、そんなの「消費」させられるだけで主体性がない!と思い、自分の手で何かを創り出していくことのおもしろさや素晴らしさに価値を見出している人も少なくありません。
わたし個人としては、オルタナティブな生き方やカウンターカルチャーの視点からもDIYの可能性はもっと追求していきたいと思ってます。


さて、そんな資本主義的消費社会においてのウリハッキョはどんな存在でしょうか。
1945年、解放直後に奪われた民族の「ことば」を取り戻すためにつくられた「国語講習所」はもちろん、その後もずっと日本政府から直接支援を受けることなく、在日朝鮮人自らの手でつくり育み守られてきたウリハッキョ。
ウリハッキョはまさにDIYのかたまりです。


先日ウリハッキョ訪問をしたときに垣間見たDIY精神の発露をご紹介します。
教室に無造作に置かれた、焼酎(しかも特大ボトル)の空き容器。
なんだろうこれは・・・?と思ってよく見てみると・・・

裏には手書きで「1リットル」「2リットル」のメモリが!(しかもだいぶアバウトな感じ)
教材につかうのでしょうか。この焼酎ボトルの豪快さ、アバウトさ、おおらかさ、いろんな意味で胸に響きました。
べつにきっちり1リットル量ることができる教材がなくても勉強はできる!

お金はなくても主体性は其処此処に見て取ることができます。
こういう面も、魅力的です!ウリハッキョ・・・♪

(T・S)

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