2011年6月3日金曜日

ウリハッキョ出身スター特集~スポーツ編②~

アニャシミカ!金曜担当の徐吉賢です。
前回に引き続き、ウリハッキョ出身のスター選手をスポーツにスポットをあてて紹介したいと思います。


今回は、<日本ラグビートップリーグ>のヤマハ発動機ジュビロで活躍している徐吉嶺選手を紹介します。


前回の鄭大世選手に続き、愛知出身で東春朝鮮初中級学校→愛知朝鮮中高級学校→朝鮮大学校を経て2007年にヤマハ発動機ジュビロに入団。2008年には7人制日本代表に選ばれ、2009年にはUAEのドバイで行われた<ラグビーワールドカップセブンズ>に出場しました。

※日本ラグビー協会は、日本代表選出資格を「日本で出生している、又は両親、祖父母のひとりが日本で出生している、又は第12章に定める登録を行った後、引き続き満3年以上継続して日本に居住している選手」と定めており、国籍に関係なく出場資格を得ることができる。

そのため、朝鮮籍の徐選手も支障なく選ばれました。


朝鮮大学校出身初のトップリーガということで、サッカーとラグビーの両競技から出た朝鮮大学校初のプロ選手が二人とも愛知朝高の卒業生ということで、我々愛知同胞は本当に鼻が高いですね!しかも、鄭大世・徐吉嶺選手は両選手とも実は同じ名古屋市守山区出身なんですね~。みなさん、こどもは守山区で育てましょう(笑)

徐吉嶺選手についてもう少しくわしく紹介するのであれば、徐吉嶺さんは中学までサッカー部に所属していましたが、「サッカーは向いていなかったし、テレビでラグビーの試合を見て興味を持った」こともあり、高校入学と同時にラグビーを始めました。朝鮮大学校進学後もラグビーを続け、めきめきと実力を発揮。「もともとプロでやるのが夢だったし、先輩や友人からも『徐の力ならやれると思う』」との励ましを受けて、本格的にプロ選手を志したそうです。
持ち味はスピード。ボールをもらったときのハンドオフ(タックルにくる相手選手を片手で突き放すプレー)を得意としてます。

ラグビーは秋から翌年の春ごろまでが本シーズンということで、現在は春のオープン戦シーズンです。春のオープン戦やシーズンが始まっての試合日程は次のとおりです。http://rugby.yamaha-motor.co.jp/game/

ヤマハ発動機ジュビロの地元が静岡の磐田市ということもあり、愛知近辺での試合も多数行われるので、興味のある方は是非会場に足を運んで応援しましょう!



そろそろ気づいてるかもしれないですが、徐吉嶺選手は私の実弟です!(笑)
野球やサッカーに比べ、ラグビーというスポーツが日本ではあまりメジャーなスポーツではないですが、注目してみんなで応援しましょう!


(きるひょん)

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