2011年6月17日金曜日

ウリハッキョ出身スター特集~スポーツ編③~

ウリハッキョ出身スター特集、今回も前回に引き続きスポーツの分野で活躍する愛知朝高出身の選手を紹介します。

今回は、愛知朝高42期の卒業生でサッカー部の主将も務められた元Jリーガーの鄭容臺さんです!

鄭容臺さんは、愛知朝鮮中高級学校、朝鮮大学校を経て2000年に在日韓国人の選抜チーム「在日大韓蹴球団」のメンバーに選ばれ、韓国の釜山で行われた大会で活躍。そこでのプレーが認められ、2001年にKリーグの浦項スティーラースに入団しプロサッカー選手となりました。翌年2002年に、名古屋グランパスエイトに入団し、セレッソ大阪、川崎フロンターレ、横浜FC、コンサドーレ札幌等でプレー。
豊富な運動量と熱く闘志を前面に出すプレースタイルで主に守備的な選手として起用されました。
2010年9月に現役引退を発表し、現在は古巣である川崎フロンターレで育成部門のコーチを務めています。

サッカーは、今でこそウリハッキョ出身者がたくさんいますが、鄭容臺さんが学生時代の当時は、プロになるのは非常に厳しい環境でした。そんのような状況の中で、自分の夢と信念を貫き、プロになるまでひたむきに一生懸命サッカーに取り組んだ容臺さんの姿を我々は決して忘れてはならないと思います。また、今Jリーガーを目指している後輩達も、是非、鄭大世選手や梁勇基選手だけじゃなく鄭容臺選手も目標にしてほしいですね!

これからも、ウリハッキョ出身の未来のJリーガーが、どんどん育つように鄭容臺さんには引き続き後進の指導に励んでもらいたいですね。

(きるひょん)

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