2016年7月26日火曜日

給食つくりました!

7月2日、USMとしては初のチャレンジである「朝鮮学校での給食作り」を行いました!

毎年、朝鮮学校の新入生のためにプレゼントを渡すプロジェクトに取り組んできました。
日本人の青年たちが朝鮮学校を知り、こどもたち・先生たちと交流し、そして朝鮮学校の力に少しでもなれることはないかと、今回「USM給食」にチャレンジすることに。

選んだメニューは朝鮮の料理も体験してもらおうと、キムパ(海苔巻き)・チヂミ・ミヨック(わかめスープ)に決定。(簡単だからじゃない)
実は6月の行事は朝鮮料理体験だったのですが、このUSM給食を見越してのことだったんですよ。(ほんとだよ!)

今回うかがったのは、豊橋朝鮮初級学校。
3人の日本人青年の参加もあり、こどもたちのために心をこめて給食を手作りしました。
食後には一緒に掃除をして、サッカーをして遊びました。
小さくもとても温かい学校で、こどもたちの笑顔にわたしたちもパワーをもらいました。
協力してくださった学校の先生がた、おいしく給食を食べてくれた生徒のみんな
ほんとうにありがとうございました!





2016年2月5日金曜日

USM≪手作り≫新年会をおこないました!

2016年最初のブログがすでに2月になってしまいました・・・。
だけど今年の旧正月は2月8日だから!と気持ちを奮い立たせての更新です*^-^*

1月16日にUSMで新年会をおこないました。
しかもただの新年会ではなく
朝鮮の料理を食べちゃおう、しかも手作りしちゃおう!という企画になりました。

新年にふさわしく、はじめて参加するメンバーも多く、かなりフレッシュな顔ぶれとなりました。
3つのグループにわかれて、(トック、おもちのスープ)、찌짐(チヂミ、朝鮮風お好み焼き)、잡채(チャプチェ、朝鮮風はるさめ炒め)をつくりました。

また、今回は朝鮮学校の先生をされていたチェ イレさんにもお越しいただき、自身の経験や思いを語っていただきました。ありがとうございました。

今回の新年会はUSMが毎年行なっている朝鮮初級学校へのチャリティーの一環となっています。
参加者のみなさまからいただいたお金(参加費の一部)によって、4月に愛知県下の朝鮮初級学校の新入生へ入学祝いプレゼントを贈ります。

今後もUSMの活動に注目してください!!



2015年11月30日月曜日

11/8公開シンポジウム報告その1

11月8日にUSMの一大行事である公開シンポジウムを行いました。
当日は40人以上の参加者がありました!
講師・パネラーとして登壇いただいた先生方、来ていただいたみなさま
本当にありがとうございました。


シンポジウムの基調講演を呉永鎬先生(東京学芸大学・一橋大学非常勤講師)にしていただきました。
講演のテーマは「守ってきたもの、つくってきたものとしての朝鮮学校史-在日朝鮮人の脱植民地化の取り組み―」

先生は朝鮮学校の歴史を見る視点として①在日朝鮮人による主体的取り組みであるということ
②闘争と創造の歴史―守り、つくらなければならない状況が常にあり続けた
という2点を示されました。
また、朝鮮学校の意味とは、植民地主義を克服し、朝鮮人としての生を取り戻す、被支配者自らの脱植民地化の取り組みにあるとのことでした。

そのうえで、テーマである「守ってきたもの」とは、闘争・運動の歴史であり、闘争・運動の理由として①反共主義、植民地主義に基づく日本政府の政策 ②教育制度の周縁に位置づくゆえの制度的制限。目的として《朝鮮人として人間形成する場の確保》をあげられました。
特に日本政府による学校閉鎖措置(1948年1~4月、1949年10月~11月)とそれに対する朝鮮学校側の対応、在日朝鮮人への義務教育が恩恵教育へと変化していく過程、朝鮮学校の法的地位問題などを具体例や資料を用いながら詳しく説明いただきました。

後半は「つくってきたもの」として、学校をつくる、教科書をつくる、学校文化をつくるの3つの視点から、子どもたちを朝鮮人として育てる教育を行う学校として組織・運営するためのあらゆるものを、在日朝鮮人の実情に合わせてつくりあげてきたことを説明されました。

そして、最後に朝鮮学校史が問いかけるものとして①非日常の日常化②祖国の存在③連帯の可能性について話していただきました。

盛りだくさんの内容を資料を示しながら、わかりやすく講演していただきました。特に後半の「つくってきたもの」に関して朝鮮学校の教科書の編纂の過程を見て、まさに「ウリハッキョ(わたしたちの学校)」なのだなと感じました。


第二部のパネルディスカッションには、引き続き、呉先生と愛知朝鮮中高級学校オモニ会会長の金ゲインさん、前愛知朝鮮中高級学校校長で現愛知朝鮮学園理事長の金伸治先生、コーディネーターとして愛知県立大学教授の山本かほり先生に登壇いただきました。「民族教育70年を考える」というテーマで行い、それぞれの立場から朝鮮学校・民族教育への思いを語っていただきました。途中で会場の在日朝鮮人学生からの声もあり、会場全体で朝鮮学校の民族教育について考える場になったのではないかと思います。


シンポジウムに関していただいたご感想などは、今後ブログで少しずづ報告できたらと思っています。
いよいよ今年もあと1か月となりましたが、今後ともよろしくお願いします^-^//


★12/27は2015年最後のUSM学習会です!USMの活動報告なども行いますので、年の瀬ですが参加いただければ幸いです。詳細はFB・ツイッターをご覧ください!

2015年11月1日日曜日

10/7 訪朝報告会 感想③

たくさんいただいた感想の掲載はこれで最後になります。

「朝鮮」と名前の付く企画を行う側も参加する側も、勇気を出さなければいけない空気感が残念ながら蔓延しているのが、今の日本社会だと思います。
そのような中でも、わたしたちの企画に足を運んでくださったみなさまに改めて感謝いたします。
そして、わたしたち自身も日本社会の危険な流れに流されることなく、良い意味で「波紋」となるような活動を継続していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

以下、いただいたご感想・ご意見です。()内はブログ投稿者の補足です。


・3人3様でとても良かったです。
2人目の女子学生さんの発表の中に色々と発見するところが多くありました。
日本政府の排除は本当に許しがたいです。必ず修正されるよう、日本社会の側が理解していかなければならないと改めて思いました。

・2人の学生さんのお話と山本先生のお話を聞いて朝鮮学校と「祖国」との関係がよく分かりました。質問の時間があってもよかったと思います。
(会場の関係もあり、今回は質問の時間が取れませんでした。今後同じような企画を行う場合は、質疑応答だけではなく、参加者が相互に意見交換できる場などもつくっていけたらと思っています。)

・朝鮮学校が(生徒・学生もしくはそこに集まる在日朝鮮人にとって)安心できる空間である事自体、日本社会が植民地主義から未だにぬけきれていないのだと強く思います。1994年くらいまで大阪でも街を歩けばチマ・チョゴリの女生徒さんがいました。(チマチョゴリ=朝鮮の女性の民族衣装。朝鮮学校の女子生徒の制服にも採用されている。現在は第2制服と呼ばれるブレザータイプの制服を着用する生徒も多い。)
日本の植民地主義は戦前と変わらない今の日本社会。私自身、どのような目で在日朝鮮人の人々をみていたか思い出すと植民地主義からの解放は必要だと思います。

・報告では、おふたり(訪朝報告した2人)が直接見て感じたところをお聞きでき、メディアからの情報しか受けとっていない自分にはたくさんの発見がありました。

・職場で企画している講座にもとても参考になりました。ありがとうございました。

・‘‘祖国と私” いつもこの課題は変わらないですね。
自分の子どもが統一した祖国を見れますように。学生さんたちの考える努力に感謝します。


★11/8のシンポジウムのテーマは「戦後70年の朝鮮学校の歩み」です。14時から堀田駅近くのブラザーコミュニケーションスペースで行います。皆様のお越しをお待ちしております!

2015年10月22日木曜日

10/7訪朝報告会 感想②

前の投稿からだいぶ間が空いてしまいましたが、10/7に行った訪朝報告会でいただいたご意見・ご感想を掲載します。
()内はブログ投稿者の補足になります。


・立場が違う方達(日本人と在日朝鮮人、それぞれの視点から報告しました)の話を聞き、それぞれの感じたことや思ったことが知れて良かったです。
山本先生(愛知県立大教授)のお話(愛知の無償化裁判にて提出された意見書についての解説)では、祖国訪問(祖国=朝鮮)の雰囲気や祖国に行った方々の感想を聞き、少し祖国を近くに感じた気がしました。また、自分も祖国にいきたいと思いました。

・日本のマスコミの影響を少なからず受けてきた/いる若者たちが自分の目で見たこと、経験したことをもとに、自分の考えを相対化していっている様子が印象的でした。
「日本人」の若者の方も「在日朝鮮人」の若者の方も朝鮮での「人との出会い」をすごく強調されていました。いろいろな場所に行く、食べ物を食べるということも大事ですが、やはり人との関係が最も大切であること気付かされました。そして、「日本人」という立場から、「在日朝鮮人」という立場から、それぞれ自分がこれからどう生きて行くのか、朝鮮と日本の関係をどうしていくのかを考えていることがとても印象的でした。それに加えて、朝鮮学校を近くでみてきた山本先生の立場から、訪朝あるいは訪朝する若者たちの様子を語られることもまた別の視点から、朝鮮と在日朝鮮人の関係を見ることができました。

・ウリハッキョ(朝鮮学校)出身ではない在日朝鮮人、日本人から見た祖国訪問(訪朝)で感じたことを聞けた事が良かったし、それを色んな人に伝えていく姿勢に自分もウリハッキョ出身の在日朝鮮人としてもっと活動していかなければと思いました。
専門学校の日本人の友達にもこういう集まりに呼びたいです。

・訪朝の話を聞いて、高校の修学旅行を思い出しました。正直、ウリナラ(朝鮮)でのことを少し忘れかけていたので、今回の話を聞けてよかったです。

・色々と感想等ありますが、初参加で気になった点だけ。
表現を選んだり「共和国」などの背景やカタカナに直している単語でわからないものがあったので、よくでてくるカタカナと日本語の意味など対応表でもあれば。
(朝鮮民主主義人民共和国について話す場合、特に日本社会においてはセンシティブな内容となってしまうこともあります。ゆえに言葉の選び方一つ一つに対しても、本来ならしっかりご説明できればよいのですが、限られた時間の中ではなかなか難しくもあります。ただそういう条件下でも少しでも理解が進むように、今後は発表の仕方など工夫していきたいと思います。
また、朝鮮語やその他専門用語についても、日本語に直しにくいものもありますが、できるだけ対応していきます。)


今回は以上です。みなさま貴重なご意見、本当にありがとうございました。

★11/8 戦後70年の朝鮮学校の歩みをテーマにシンポジウムを行います!

2015年10月14日水曜日

USM10月企画「訪朝報告」の感想①

10月7日に行った訪朝報告会には平日にも関わらず多くの方にお越しいただきました。
本当にありがとうございました。
いただいたご感想やご意見などを数回に分けて掲載していきます。
()内はブログ投稿者による注釈です。


・日本のなかにいると共和国のリアルな様子を知る機会はなかなかありません。
マスコミの報道だけにまどわされないようにするために、このような機会は大事だと思います。
無償化裁判真向勝負、支持します。裁判にはなかなかいけませんが、応援します。

・またウリナラに行きたくなりました。(ウリナラ=朝鮮語で私たちの国、今回では朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)のことを指す) 今回(報告会に)来ていただいた方々にとってウリナラがより良いものになったらと思います。

・村しゅん(報告者の日本人学生)を絶叫マシーンできたえてください。(朝鮮にある遊園地で絶叫マシーンに乗った報告者が気絶したというエピソードから)
(愛知の無償化裁判に提出された意見書の解説を聞いて)裁判の方針の違いがわかって良かったです。

・村田くん、ソンファさん(訪朝報告をした2人)のすなおな報告とても良かったです。
おつかれさまでした。
山本先生の力作は何回も聞くとより深く分かってきますね。
(今回は愛知県立大学の山本かほり教授にもお越しいただき、愛知の無償化裁判のために提出された意見書の解説をしていただきました。)

・今回、訪朝報告会そして山本先生の意見書の説明を聞き、自分が高校生の頃、祖国訪問(祖国は朝鮮のことを指す)したことを思い出しました。
やはり日本でい生きているとわからないことがたくさんあるので、しっかりと自分の目で見ることが大切だと感じることができました。
自分がこれから共和国(朝鮮)のため、祖国統一のためにできることを見つけていきたいです。


★10/24は愛知朝鮮中高級学校で公開授業&交換授業があります!

2015年9月15日火曜日

8月USM学習会ご報告その2

その1の続きです。


報告②

◆国際社会から見た朝鮮学校
 国連は朝鮮学校をしっかりとした教育機関として認識。
 日本政府の対応に対して何度も勧告を行っている。

◆「無償化」除外に対する学生たちの活動
 学生主体で反対運動を展開。各地での裁判ではそのほとんどが学生が原告となっている。
 朝鮮大学校の学生をはじめ、各団体の代表が国連でのロビー活動を精力的に行っている。

◆朝鮮学校に通うということ
 日本学校ではなく、朝鮮学校に通わせる理由の一つとして
 どんなに困難な状況でも朝鮮人としての民族的アイデンティティを確固たるものとし、
 朝鮮人であることに対する自己肯定感・自尊感情(誇り)を持ってほしいという思いがある
 といえる。
 植民地と同様の思いをいてほしくないという1世たちの願いでもある。
 また、よく言われるように「反日教育」を行っている場では決してない。
 朝鮮学校で学ぶ近現代史とは植民地主義とそれに抵抗する民族の歴史、解放後の分断体制と
 克服しようとする民族の歴史である。

◆朝鮮民主主義人民共和国と朝鮮学校
 日本政府の弾圧により何度も危機にさらされてきた朝鮮学校だが、体系的な民族教育を維持できたのは、総連や共和国の援助によるところが大きい。


報告③

◆在日朝鮮人アイデンティティとは
 在日朝鮮人と一言にいってもその背景はさまざま。
 ただ一方で「国籍」「民族」など自らの帰属が一体どこにあるのか悩むという経験は
 多くの「在日」に共通しているのではないでしょうか。

◆朝鮮学校に通う子どもたちの韓国(南朝鮮)へのイメージ、考え
 朝鮮学校では韓国(南朝鮮)の現代史も学びます。そのため済州4・3抗争や単独選挙、軍事独裁政権など、解放後の分断の痛みをまず思い浮かべる生徒が多いよう。

◆朝鮮学校の教育の特徴
 クラス対抗で平均点を競ったりするので、2人一組で生徒間で勉強を教えたりする。
 クラブ活動も盛んで、朝鮮学校だけの大会などもある。

◆朝鮮学校のような事例は歴史的、世界的に他にあるのか?
 日本にも世界にも外国人学校は多数あります。
 しかし、植民地支配を受けた民族が旧宗主国において何の補償もなく自らの力で
 体系的な民族教育の場を作り上げ、守り続けているのは、朝鮮学校が唯一と
 いってよいのかもしれません。



以上、学習会の報告でした*^-^*
★次回、ウスムの行事は10/7 18時半から今年の夏に朝鮮民主主義人民共和国を訪れた日本人学生とおととし、昨年と訪朝した在日朝鮮人のウスムメンバーが双方の視点から見た「朝鮮」についての報告会です。
場所は名古屋大学の予定です。
みなさま、ふるってご参加ください。そしてぜひ周りの方にも声をかけていただければと思います!