2015年11月1日日曜日

10/7 訪朝報告会 感想③

たくさんいただいた感想の掲載はこれで最後になります。

「朝鮮」と名前の付く企画を行う側も参加する側も、勇気を出さなければいけない空気感が残念ながら蔓延しているのが、今の日本社会だと思います。
そのような中でも、わたしたちの企画に足を運んでくださったみなさまに改めて感謝いたします。
そして、わたしたち自身も日本社会の危険な流れに流されることなく、良い意味で「波紋」となるような活動を継続していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

以下、いただいたご感想・ご意見です。()内はブログ投稿者の補足です。


・3人3様でとても良かったです。
2人目の女子学生さんの発表の中に色々と発見するところが多くありました。
日本政府の排除は本当に許しがたいです。必ず修正されるよう、日本社会の側が理解していかなければならないと改めて思いました。

・2人の学生さんのお話と山本先生のお話を聞いて朝鮮学校と「祖国」との関係がよく分かりました。質問の時間があってもよかったと思います。
(会場の関係もあり、今回は質問の時間が取れませんでした。今後同じような企画を行う場合は、質疑応答だけではなく、参加者が相互に意見交換できる場などもつくっていけたらと思っています。)

・朝鮮学校が(生徒・学生もしくはそこに集まる在日朝鮮人にとって)安心できる空間である事自体、日本社会が植民地主義から未だにぬけきれていないのだと強く思います。1994年くらいまで大阪でも街を歩けばチマ・チョゴリの女生徒さんがいました。(チマチョゴリ=朝鮮の女性の民族衣装。朝鮮学校の女子生徒の制服にも採用されている。現在は第2制服と呼ばれるブレザータイプの制服を着用する生徒も多い。)
日本の植民地主義は戦前と変わらない今の日本社会。私自身、どのような目で在日朝鮮人の人々をみていたか思い出すと植民地主義からの解放は必要だと思います。

・報告では、おふたり(訪朝報告した2人)が直接見て感じたところをお聞きでき、メディアからの情報しか受けとっていない自分にはたくさんの発見がありました。

・職場で企画している講座にもとても参考になりました。ありがとうございました。

・‘‘祖国と私” いつもこの課題は変わらないですね。
自分の子どもが統一した祖国を見れますように。学生さんたちの考える努力に感謝します。


★11/8のシンポジウムのテーマは「戦後70年の朝鮮学校の歩み」です。14時から堀田駅近くのブラザーコミュニケーションスペースで行います。皆様のお越しをお待ちしております!

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