前の投稿からだいぶ間が空いてしまいましたが、10/7に行った訪朝報告会でいただいたご意見・ご感想を掲載します。
()内はブログ投稿者の補足になります。
・立場が違う方達(日本人と在日朝鮮人、それぞれの視点から報告しました)の話を聞き、それぞれの感じたことや思ったことが知れて良かったです。
山本先生(愛知県立大教授)のお話(愛知の無償化裁判にて提出された意見書についての解説)では、祖国訪問(祖国=朝鮮)の雰囲気や祖国に行った方々の感想を聞き、少し祖国を近くに感じた気がしました。また、自分も祖国にいきたいと思いました。
・日本のマスコミの影響を少なからず受けてきた/いる若者たちが自分の目で見たこと、経験したことをもとに、自分の考えを相対化していっている様子が印象的でした。
「日本人」の若者の方も「在日朝鮮人」の若者の方も朝鮮での「人との出会い」をすごく強調されていました。いろいろな場所に行く、食べ物を食べるということも大事ですが、やはり人との関係が最も大切であること気付かされました。そして、「日本人」という立場から、「在日朝鮮人」という立場から、それぞれ自分がこれからどう生きて行くのか、朝鮮と日本の関係をどうしていくのかを考えていることがとても印象的でした。それに加えて、朝鮮学校を近くでみてきた山本先生の立場から、訪朝あるいは訪朝する若者たちの様子を語られることもまた別の視点から、朝鮮と在日朝鮮人の関係を見ることができました。
・ウリハッキョ(朝鮮学校)出身ではない在日朝鮮人、日本人から見た祖国訪問(訪朝)で感じたことを聞けた事が良かったし、それを色んな人に伝えていく姿勢に自分もウリハッキョ出身の在日朝鮮人としてもっと活動していかなければと思いました。
専門学校の日本人の友達にもこういう集まりに呼びたいです。
・訪朝の話を聞いて、高校の修学旅行を思い出しました。正直、ウリナラ(朝鮮)でのことを少し忘れかけていたので、今回の話を聞けてよかったです。
・色々と感想等ありますが、初参加で気になった点だけ。
表現を選んだり「共和国」などの背景やカタカナに直している単語でわからないものがあったので、よくでてくるカタカナと日本語の意味など対応表でもあれば。
(朝鮮民主主義人民共和国について話す場合、特に日本社会においてはセンシティブな内容となってしまうこともあります。ゆえに言葉の選び方一つ一つに対しても、本来ならしっかりご説明できればよいのですが、限られた時間の中ではなかなか難しくもあります。ただそういう条件下でも少しでも理解が進むように、今後は発表の仕方など工夫していきたいと思います。
また、朝鮮語やその他専門用語についても、日本語に直しにくいものもありますが、できるだけ対応していきます。)
今回は以上です。みなさま貴重なご意見、本当にありがとうございました。
★11/8 戦後70年の朝鮮学校の歩みをテーマにシンポジウムを行います!
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