2011年12月28日水曜日

オリニ チキミ(朝鮮学校に通う子供たちを守る市民の活動)がスタートしました★

12月20日以降、京阪神では朝鮮学校の子どもたちの登下校を見守る「オリニ チキミ(子どもの守り手)」活動が始まったそうです。
このような活動をしなければいけないような危険に子どもたちが晒されているのはおかしい!と思いますが・・・
この活動は、いますぐ、今日から始めようと思えばすぐできるところがいいですね♪
(いまウリハッキョは冬休みに入ったので、この記事を読んだ方は新学期からぜひ活動に参加してください!)
京阪神でスタートした活動ですが、ウリハッキョのある地域なら、どこでもはじめることができます。
そして、数が少ないウリハッキョ、じつは朝鮮学校がない町からはるばる通っている子どもたちもいます!
あなたの住んでいるまちにも、朝鮮学校に通う子どもたちがいるかも!
いろんな地域で、オリニ チキミの活動をはじめましょう~!

活動が広まって、子どもたちが安心して「ウリハッキョ」に通えるようになるよう、案内文を紹介させていただきます。

----------紹介文を転載します----------

19日の金正日総書記の死去に伴い、日本のメディアは「反北朝鮮・反朝鮮総連・反朝鮮学校」感情を呼び起こす報道を連日幾度も放送しています。
また、金総書記の死去を好機と捉えたかのように、大阪府議会では補助金減額案が可決され、兵庫県尼崎市は尼崎朝鮮学園に数十年分の土地使用料支払を通告し、日本政府は総聯の弔問団の日本への帰国禁止措置を決定し、総聯中央からの万景峰号の日本入港申請を却下しました。
東京都知事の石原、神奈川県知事の松沢、横浜前市長の中田、そして、宮城県知事の村井が、朝鮮学校への抑圧政策を取ってきたのは周知の通りです。
 
このようななか、いつまた朝鮮学校の生徒らを標的にした暴言・暴行事件が起こるやわかりません。
子供たちが安心して学校に行けない日本社会に対し、いい加減怒りが頂点に達しました。
そこで12月20日から有志たちと共に、「オリニ チキミ(子供の守り手)」活動を始めました。
「呼びかけ文」を作成し、連絡が付くかぎりの友人、知人らにメールで送っています。
ちょっとした勇気と気遣いさえあれば、誰でも参加できる活動です。
下の「呼びかけ文」をご一読ください。
趣旨にご賛同いただけるならば、ご家族、ご友人、お知り合いの方々に広くメールで、あるいは、直接会った際に活動をお伝えいただければありがたいです。
 
(以下、「呼びかけ文」)

「オリニ チキミ(朝鮮学校に通う子供たちを守る市民の活動)」

朝鮮学校に通う子供たちは、朝鮮半島情勢や、朝鮮と日本との関係に常に翻弄されてきました。

通学中の電車のなかでチマチョゴリの制服をズタズタに切り裂かれた朝鮮高校の女子生徒。駅の構内で「こら、お前チョーセンか? とっとこチョーセン帰れ!」と暴言を浴びた初級学校(小学校)の児童。あるいは、学校からの帰り道、背後からいきなり突き倒された中級学校(中学校)の男子生徒。

このような事件以後、朝鮮学校生徒たちの間では大きな変化が起こりました。女子生徒らはチマチョゴリの制服を着て通学できなくなりました。中級・高級学校の生徒らは、自分の名前が刺繍されたジャージを着て通学するのを避けています。初級学校の生徒らは、電車のなかで朝鮮語でしゃべらないようにしています。

このような恐怖と危険を感じながら、子供たちが朝鮮学校に通わなければならない状況はもうたくさんです!!

電車の駅や車内で朝鮮学校の生徒らを見かけたら、目の届く範囲の所から温かく見守ってあげましょう。あるいは、話しかけることで、暴言・暴行に対する抑止力にもなるでしょう。もし、車内や駅の構内や道端で、朝鮮学校の生徒らが暴言・暴行を受けている様子を目撃したら、「おい、何やってんだ!」と声を上げましょう。そして子供たちを保護してあげましょう。 今こそ、子供たちが何の心配もなく朝鮮学校に通える社会を、みんなの力で作っていこうではありませんか!  そのためにもご家族、ご友人、お知り合いなどいろいろな人たちにこの活動を知らせ、活動の輪を広げていきましょう!!

 呼びかけ:「オリニ チキミ(朝鮮学校に通う子供たちを守る市民の活動)」

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