2011年6月14日火曜日

USMの種蒔き

 先日、USMの代表2人で、名古屋大学の授業で朝鮮学校についてのお話をしてきました!
 12人くらいの小規模授業だったので、座談会のような雰囲気でざっくばらんに話し合うことができました。

 学部1年生ということで、20歳未満の学生がほとんど。つまり、日本における対朝鮮人感情の大きな転機となった2002年の小泉首相の訪朝時、ナントまだ10歳くらい…。官民一致の「北朝鮮バッシング」で反朝鮮人感情に歯止めがかからなくなってしまった社会的雰囲気の中で中学・高校期を過ごしてきた世代です。(「万景峰号」の存在も、ほとんどの学生はぼんやりとしか覚えていないようでした)

 そんな学生たちにとって朝鮮学校のイメージはやはり「怖そう」といったマイナスイメージが多かったですが、どのようなところなのかほとんどわからない、というのが正直なところでしょう。日本の学校では朝鮮学校はおろか、在日朝鮮人について学ぶ機会はほとんどないので無理もないですね。

 なので、朝鮮学校出身者による経験談はとてもイメージしやすかったようで、学生たちは朝鮮学校にとても興味をもってくれました。いかんせん、今回お話ししたヨンデ君は、世界の鄭大世選手のクラスメイト!

 そんなこんなでUSMのこともたくさん聞いてくれたけど、もしこのブログを見ていたら、ぜひ連絡くださいね~!

 これからUSMでは、このような「種蒔き」活動をたくさんおこなっていきたいと思います。

【おしらせ】次は630日(木)、18:30~東春朝鮮初級学校(春日井駅徒歩12分)にてウリハッキョ教員との座談会と焼肉交流会を予定しています。興味のある方はぜひ!

2 件のコメント:

  1. こちらこそありがとうございました。30日、今度は名大の学生たちと東春ウリハッキョに行く予定です。学生たちの反応が今から楽しみです。(浮葉)

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  2. 思いがけなく大きな集まりになりそうで、とても楽しみです。夕方なので残念ながらウリハッキョの学生はいないですが、ウリハッキョの存在を体で感じてほしいと思います!

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