「ウリハッキョのことをもっと知りたい&知ってもらいたい!」
いま朝鮮学校が厳しい状況にあるその原因の多くは、在日朝鮮人と同じ社会で暮らす人びとが朝鮮学校に対してあまりにも「知らない」こと、そして「知らない」にもかかわらずいろいろなことを決めつけてしまうことにあるんじゃないかな~?と思うのです。
というわけで、USMの今後の活動の中でウリハッキョ訪問なども行いたいと思いますが、まずはウリハッキョのことをブログで少しずつ紹介していけたらと思います。
じつはわたし自身もウリハッキョを訪れたのはまだ数回。フレッシュな視点で紹介していきます!
우리는 어데서 왔을까?(わたしたちはどこから来たか?)と題された地図。
この地図はウリハッキョの図書室に掲示されていました。
注目したいのが朝鮮半島の地図に書き入れられた地名は南半分(地域的には現在の韓国)に集中していることです。
在日朝鮮人の多くは朝鮮半島南部に故郷があります。
「朝鮮学校といえば朝鮮だから「北朝鮮」の子どもたちが通っているの?」
といった疑問をよく聞きます。
しかしそもそも、朝鮮学校の子どもたちのおじいさんおばあさん、ひいおじいさんひいおばあさんの世代(最近はさらにその前の世代の場合もあるかも?)が日本にやって来たのは、朝鮮が植民地の時代でした。
解放後、朝鮮学校が朝鮮人の手で日本全国に作られ、その後、朝鮮半島が現在のように南北に分断されたのです。
つまり朝鮮学校に通うのは南北関係なく朝鮮半島にルーツを持つ子どもたち。
「朝鮮と韓国・・・???じゃあ朝鮮学校に通う子どもたちは「どっちの国の人」なん?」と聞いてしまいそうになるけど、その質問はこういった歴史に対する無知から来るものです。
朝鮮学校に通うのは「北朝鮮」が故郷の子どもたちだけではないのですね。
現在のことを知るには「現在までの歴史的な視点」を持たないと短絡的な誤解をしてしまいます。
勉強・・・苦手だけれど、いろいろな断絶に気付きつながっていくためにもウリハッキョレポを通してぼちぼちとやっていきます!
(T・S)
「ウリハッキョを記録する会」の金日宇です。
返信削除会では、「朝鮮学校のある風景」と題して、
・ブログは写真を中心に
http://blogs.yahoo.co.jp/uil21
・月刊「統一評論」に毎月ルポを10ページ
・年に4~6回ブックレットを刊行しています。
http://www4.ocn.ne.jp/~uil/ks.html
「ウリハッキョ・レポ」をブログで紹介してもよろしいでしょうか? ご検討ください。メールでのご返事お待ちします。
uil21@yahoo.co.jp
ご紹介ありがとうございます!
返信削除メールお送りしました。
これからも定期的にウリハッキョの情報を発信していきます!