もう9月も後半に入ったのに、8月行事の報告となってしまいました。
久しぶりすぎるブログ更新です(⁻-⁻‘‘)
8月26日にウスムでは朝鮮学校についての学習会を行いました。
規模としてはおとなしめな会となりましたが
報告者も参加者も10代、20代の学生・若者たちということで
率直に語り合い、お互いに高め合える場となったのではと思っています。
今回は書籍『朝鮮学校物語-あなたのとなりの「もうひとつの学校」』を利用させていただき、
その中の第Ⅰ部 知ってみよう朝鮮学校Q&Aを元に3人のウスムのメンバーが報告をしました。
内容の要点を以下に記します。
報告①
◆朝鮮学校とは
日本の植民地支配から解放された在日朝鮮人たちが、奪われた言葉を取り戻すために
設立した「国語講習所」がルーツ。
現在は幼稚班(幼稚園)から大学校(大学)まで設立され、北海道から九州まで64か所にある。
◆差別と弾圧の歴史
反共政策を進める日本政府とGHQにより1948年、朝鮮学校は事実上に閉鎖に追い込まれる。
全国の在日朝鮮人たちは反対運動を行った。
中でも「4・24阪神教育闘争」は今でも象徴的に語られている。
◆朝鮮学校の困難・障害
第二次世界大戦戦後の学校閉鎖令などの弾圧だけでなく、現代にいたるまでに
朝鮮学校にはいくつもの困難があり、そのつど自らの力と心ある日本市民の支援によって
権利を勝ち取ってきた。
しかし、今また「高校無償化」制度からの除外を受け、全国で裁判闘争が行われている。
◆今後の取り組み
朝鮮学校や在日朝鮮人のことを知らない人も多くいる中で、「無関心」な人々にいかに関心を 持ってもらえるかが課題。人と人との関わりを大事に草の根的な活動に取り組んでいく。
少し長くなってしまうので残り2つの報告についてはその2を見てください!
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