2015年5月20日水曜日

【報告】5月定期イベント ‘‘ウリハッキョ見学‘‘

 5月16日、愛知朝鮮中高級学校に見学にいきました!

「朝鮮学校は初めて」というメンバーもいるなか
まずはじめは学生さんとの交流会^-^
もうすぐ中間テストで修学旅行(朝鮮学校では朝鮮民主主義人民共和国に「祖国訪問」しにいきます)の準備もあって忙しいなか、3人の学生さん(高級部=高校 3年生)が来てくれました。


 はじめは少し緊張ぎみでしたが、学校生活から将来の夢、無償化裁判での活動にいたるまで
ひとつひとつ真剣に答えてくれる姿が印象的でした。
3人とも舞踊部で、朝練のため電車の始発にのって学校に来て、練習後も自主練、家ではご飯を食べて寝るだけというハードさにUSMメンバー一同、とても驚きました。
小学校から舞踊をやり続けているという彼女たち。
いろいろな場で舞踊を披露しているので、機会があればぜひ彼女たちの舞踊を見に行ってくださいね!


 つづいては校舎内、体育館、武道場を順に見てまわりました!
今回は卒業生も多く参加していたので、解説してもらいながら見学しました。
ちょうど部活動の時間ということで、舞踊部、サッカー部、バスケ部、吹奏楽部、声楽部の練習の様子も見学させていただきました。
声楽部に立ち寄ったときには「チョゴリ」という曲を披露してくれました。
気持ちのこもったすばらしい合唱にみんなで拍手喝采でした!


 最後に、ウリハッキョの先生にお話しをうかがいました。
特に印象に残ったのは、「少し前は集団下校などもしていたが、今ではほとんどしない。」ということ。このことは一見すると、とてもよいことのように思われますが、実際は「学生たちも差別のある現状に慣れてしまった」ということなのです。
最近は映画などを通して、『健気で素直で明るい』朝鮮学校の学生たちの姿を知るかたも多くいると思います。確かにその姿は本当であると思います。
ですが、「差別に慣れてしまう」ような悲しい現状にかれ/かのじょたち、そして朝鮮学校がおかれていること(もっと言えば1世の時代からおかれ続けている)も事実なのだと痛感します。

だからこそ、先生もおっしゃったように、朝鮮学校のことを一人でも多くの人に知ってもらうこと。
そのためにUSMももっともっと輪を広げて、「ウスム=笑い」を届けていきたいと思います!


最後になりましたが、お忙しいなか、快く迎えてくださった愛知朝鮮中高級学校のみなさま、
本当にこまっすんみだ*^○^*!!(ありがとうございました)


★次回、USM行事は名古屋大学コリアン文化研究会と共催で6/6、6/7 名古屋大学にてパネル・写真展を行います。内容はアクティブミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」からお借りしたパネル展示他。














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