2012年3月1日木曜日

USM公開学習会のおしらせ

日本社会とヘイトクライム(憎悪犯罪)
~京都第一初級学校を巡る裁判を振り返って~

講師:金尚均さん(龍谷大学・刑法)

日 時:201238日(木)19開始

会 場:国際センタービル 4階 第3研修室
    地下鉄桜通線「国際センター」駅下車スグ

参加費:500円(定員50名)

主催:USM(웃음=ウリハッキョサポートネットメンバーズ)


学習会終了後、懇親会を予定しています。

[趣旨]
2009年12月4日、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」を名乗る団体のメンバーなどが、白昼堂々、京都朝鮮第一初級学校を襲撃した。その際、朝鮮学校を「ここは北朝鮮のスパイ養成機関」、子どもたちに対して「スパイの子ども」、「犯罪者に教育された子ども」、「朝鮮学校を日本からたたき出せー!」 等、おおよそ政治的な主張をしているように考えることのできない罵詈雑言を浴びせた。

2002年に小泉首相が訪朝した際に判明した拉致問題以降、朝鮮学校への高校無償化適用問題、大阪府の補助金停止問題、そしてそこに通う子どもたちに対する嫌がらせなど、官民一体で「北朝鮮バッシング」が繰り広げられている。

こうした日本社会の排外的な状況は、今日に至るまで植民地支配/戦争責任の曖昧さを引きずってきたことこそが元凶ではないだろうか。

在特会の朝鮮学校襲撃事件を「ヘイトクライム」の観点から、諸外国の法律を参照しながら検証する。

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